2013年8月 復興応援!宮城旅行(3)

朝風呂〜♪ 朝風呂〜♪
宿の名前に「こはく湯の宿」とある通り、ちょっと黒褐色なお湯の色です。
貸し切り風呂ですから、存分に楽しませて頂きました(笑)
さ、朝食を頂いて今日も行動開始!

まずは景色の良い所へ行こうと言う事で、有名な鳴子峡へ。
鳴子峡
鳴子峡

紅葉の名所として有名な鳴子峡ですが、
青々とした緑の景色だってなかなかのもの。
雲の影がハッキリと山に写ります。

鳴子温泉駅

キハ110系「奥の細道」塗装車 鳴子温泉駅
駅には陸羽東線仕様のキハ110系。駅舎には足湯。良きかな!
鳴子温泉街 鳴子と言えばこけし。温泉街には大こけしモニュメント!

1日目は仙台市街、2日目は松島〜石巻〜登米と、オイラにしては城分少な目のコースでしたが
3日目は手当たり次第に城リレーの予定(笑)もちろん、家族も承諾の上で (^ ^;
と言うかね、家族は3日目ともなるとちょっと旅に飽きて来た感じなのでそれでOKって事でw
ってな訳で、鳴子から山を下りて向かったのが岩出山城址。ここは伊達政宗が仙台に入る前の居城。
大崎市近辺を廻るには欠かせない城の1つです。有名な「政宗像」もありますし(詳しくは「大天守」を見てね)。
今の城跡は静かな公園。SLも鎮座してますし、子供もちょっと喜ぶ(笑)

お次は名生(みょう)。古代の官衙から続き、戦国時代には名族・大崎氏が居城とした平城。
その規模はかなりのものだったようですが、果たしてどれほど堅固だったのか?
更には桑折(こおり)上野館(うわのだて)千石城と、とにかく手近な所を線で繋いで行きます。
いずれも城マニアしか行かないような所なんですが、なまじ観光地で無いからこそそれが良い。
城下の松山町では昼食も摂って、まだまだ行きますよー!

大崎市から涌谷町に入り、もう1箇所このエリアで欠かせない城が涌谷城(涌谷要害)
宮城県下の城跡で唯一、現存の2重櫓が残る城。それは見逃せないでしょ!
涌谷要害 太鼓堂

涌谷城には立派な観光天守も建っているのですが
その隣にある、この小さな櫓こそが本来の建築。
あまりに小ぶりなので、まるで気象観測の小屋か何かに
見えてしまいますが、太鼓堂という名があるので
その由緒が分かります。足元の石垣(写真の右半分)も現存遺構。
涌谷要害 太鼓堂

さぁ、3日間に及んだ旅も大詰め。宮城の城、もう一つだけ行っておきたい所があるので
帰りがけに南下、高速を使って白石市に入ります。言うまでも無く白石城ですね!

「きゃっするくん」シリーズ

きゃっするくん「こじゅうろうくん見参!」版 きゃっするくん「ポチ武者こじゅーろう」版
白石市の観光駐車場に車を入れたら、何やら可愛らしいバスが並んでいました。
白石市のPRラッピングをした市民バスのようですが、こけしを題材にした「こじゅうろうくん」と
犬のゆるキャラ風「こじゅーろう」ですって。わんこは良いとして、こけしの方は…キモかわ系? (^ ^;
片倉小十郎幟
片倉小十郎幟

その「こじゅうろう」と言うのは、伊達政宗の側近にして軍師と言えた
片倉小十郎景綱の事。伊達家の参謀、名将中の名将と讃えられた景綱こそ
近世白石城の主に据えられ、以後明治まで片倉家が城主を務めます。
歴代片倉家当主はいずれも「小十郎」の通称を受け継いでいます。
ですから白石は「こじゅうろう」の町なのです。

白石城 復元天守

明治の廃城後、久しく荒廃していた城跡ですが
近年になって、整備復元が進み天守が再建されました。
これを見に来たんですよ、これを。
西日に輝く天守がほんのり朱く色付いて、実に美しい…。
白石城 復元天守

「きゃっするくん」シリーズ(その2)

きゃっするくん「片倉小十郎」版 きゃっするくん「戦国BASARA」版
駐車場に戻ってきたら、バスが入れ替わってました。何種類あるんだ?
「戦国BASARA」この当時はめっちゃ流行ってましたねぇ(懐)
それにしても「BASARA」の小十郎は何だかヤクザっぽいぞ。片倉景綱と言えば清廉潔白な智将なんだが…。

白石駅前 最後に白石駅で午後6時。これにて終了!

ここからは一直線に帰宅コース。途中、那須高原SAで夕飯を食べて休憩。
SAにはこんな派手な電飾キッチンカーがありましたw 那須高原SAにて
旅に出ると色々と面白いモノがありますねぇ♪



◆◇◆ 北の国 地が裂け海も うねろうと 負けぬ人あり 心に刻む日 ◆◇◆




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