2025年5月 大阪・関西万博(3)

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ポ■モンさんたち
万博会場内ではこうやってポケ◎ンさんたちのフォトスポットが置かれていました。
何でも、ここが某Pケモンの位置ゲーで何かの拠点になっているんだとか(よう知らん)
オイラはポケモ▼に関しては全っっったく知識がない(興味もない)ので全然わからんのですが
これに反応する方もいらっしゃるかと思って、一応ご紹介しておきます(苦笑)
ちなみにこれは日本館のすぐ横に設置されておりました。
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まぁね、アニメも今や日本を売り込むための格好の題材ですからねぇ。外国人(だけじゃないけど)へのアピールは抜群でしょうな。
では、ここからは「とりあえず入れそう」な所を探しつつ西へと移動して行きます。
水鏡に写った姿まで含めて恰好良いカタール館…は入場待ちが既に大勢。
カタール館はロゴマーク(と言うのかな?)も何だかスタイリッシュで目を引きましたが、それを横目にしながら先へ進みます。
ところで、大阪の万博と言えば「月の石」と言うのは前頁でちょっと書きました。1970年の万博においてアメリカ館で展示され
人々はそれを見るため、こぞって列を成したと語り継がれますが(何せ私も生まれる前の話ですから、伝聞ですけどね)
今回の万博でも、アメリカ館で新たな「月の石」が展示されているそう。万博=月の石と言う事で、それも見てみたいと思ったのですけど
アメリカ館は予約制ではなく「順番待ち」の自由入場制。見たいとは思ったものの、行列の様子を確認したら…「ここから240分待ち」ですと!
アメリカ館のためだけに4時間も待てないので、泣く泣く他を当たることにしました (T-T)「火星の石」見たから「月の石」も見たかったけどね
ピ■チュウさん
そんなアメリカ館の前を通り過ぎ「光の広場」の片隅には
ピカチ△ウさんがいらっしゃいました。
(とりあえず、ピカチュ▼の名前くらいは知っている)
これも、ここが某ポKモンの位置ゲーで何かの拠(以下同文)
背景がなんとなくフレームっぽくなっていた上、そこにはちょうど
屋外ステージの球体屋根が収まる感じになったからその構図で撮影。
(だからと言って何か意味が出る訳ではありませんがw)
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マレーシア館
ピ●チュウさんの向こう側にあったのがマレーシア館。
何だか素朴な天然素材(竹かな?)で出来た外壁が目立ちます。
でも、それ以上に目立ったのがちょうどこのタイミングで始まった…
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マレーシア舞踊
パビリオンの入口で行われたダンス!
大勢のダンサーさんがキビキビと動き、スゲー恰好良い!
これは良いものを見せて頂きました (^ー゚)b
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そこからちょっと道に迷いながら静けさの森を抜け(分かれ道がいくつもあって方向見失うw)
オランダ館の前までやってきました。ウチの奥様が、オランダ館が見たいとの御所望だったので。
そのオランダ館の前でオイラが見付けてしまったのが…
残念石トイレ
万博の準備段階で計画が公表され、色々と話題…
いや、問題になった大坂城の残念石を転用したトイレ。
「残念石」と言うのは、城の石垣用に切り出されたものの
何らかの事情で使われないまま放棄された石材の事。
この残念石は京都府木津川市にあったものを持ってきて
トイレの「柱」として利用したもの(だから立ててあるのね)。
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トイレの写真を撮るというのも
常識的にどうなの?と思ったので
一瞬だけ、慌てて撮ったもの(苦笑)
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残念石はそれ自体が文化財であり、「残置されていた所に、あったまま残すべきもの」として
持ち出して転用(しかもトイレに)する事が関係各所から猛反発を受けたものの、結局そのまま使われたようですね。
せめてトイレじゃなくてきちんとした文化的展示物にするなら、そこまで言われなかったとも思うんですが。
事の良し悪しはオイラが断ずるものでもないので置いとくとして、個人的に思った事が2つ。
まず1つが「これ、立てたら石材にダメージかかるでしょ」と言う点。
石垣に使う際、石材は横方向に長く置くものなのですが
立ててしまったら倒れる危険性…ではなく、折れる危険性があるのでは?
トイレの屋根を載せるくらいの荷重なら問題ない、と言うのでしょうが(と言うか荷重はかけてないだろうけど)
会期中に地震とかが起きて揺さぶられた場合の安全性は考慮されてるの?それこそ文化財なんだよ??と思った次第。
そしてもう1つ「そもそもコレ、何だかニセモノっぽい石に見える」んだよねー。疑う訳ではないんですけど
矢穴(石材を切り出す際に穿つミシン目のような穴)がやけにわざとらしく立て込んでいたり、
石の風化具合とかも何だかヘン。これ、残念石のレプリカとかなんじゃね?(むしろそれならその方が良いのかもしれませんが)
万博の公式ガイドやムック本とかをいくら見ても「トイレの場所」は書かれていたとして
「トイレの形状」は記されていないので、もし残念石トイレを探される方は「オランダ館とルーマニア館の間」と覚えておいて下さい (^ ^;
そして再びポ×モンさん。これもオランダ館の前にありました。
オランダ館
で、こちらがオランダ館。これまた風変わりな建物。オランダ館も予約制で
もし日本館のように「予約の合間で入れる」ならば、と思って来たら
案内の方が「11時までなら自由入場も受け付けていたんですが…」
え、今の時刻は…11時15分!うぁー、あとちょっと早く来てれば!!
オイラは残念石トイレに気を取られ、嫁さんはポケモンに飛び付いていたので
その前にオランダ館に並んでいれば、入れたかも… orz
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じゃぁ、せめてオランダ館のグッズだけでも買いたいんだけど…と思ったら
「ショップも館内の見学ルート中にあるので、入館できない方は買えないんですよ…」と
申し訳なさそうな返事。ガビーン! (TヘT)
オランダ館の隣には赤い球体のシンガポール館。
でね、万博マンホールがあちこちにあって、用途別に「げすいどう(下水道)」とか「うすい(雨水)」とか書かれているんですが
めっちゃ ええやん
よしもと waraii myraii(ワライ ミライ)館の前にあったものだけ
「めっちゃ ええやん」と書かれている。なんだこれ! Σ( ̄□ ̄;;;
関西だからお笑い、ウケ狙い、と言う事なんでしょうが
こんな「隠れキャラ」めっちゃ卑怯やんw(←褒め言葉)
っつーか、こうなるとこのマンホールは果たして本物なのか?と
疑いたくなってくる。ネタとしてのダミーなのかも(違うがなw)
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ガン■ムさん
よしもと館の向かい側に鎮座しているのがガ●ダムさん。
これ確か去年まで横浜に居たヤツですよね?
まぁ、私は別にガノタじゃないので全く興味がなく
横浜では見なかったんですけど、ここで邂逅(笑)
まぁ、確かにデカいわな (^ ^;
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ミャクミャク様!!
よしもと館をバックに、こちらにもミャクミャク様が!!!
この場所はもう西ゲートの目の前なので、東西それぞれ
ゲート前でミャクミャク様がお出迎えして下さる訳ですな。
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時刻はもう少しで12時になろうかと言う頃。写真をご覧頂ければ分かるように、パラパラと雨が降ってきました。
え゙、予報だと14時とか15時くらいとの話だったのに…早過ぎない? (ー゙ー;
その前にはこんなオブジェが。これって車椅子?
困った事に雨がだんだんと激しくなってきて、とりあえず手近に入れそうなパビリオンへ(雨宿りを兼ねて)入ってみようと。
お目当てだったオランダ館はダメだったから、現在地の至近にある欧州連合のパビリオンに逃げ込んだのですが
偶然にもこの日はEUデー。ヨーロッパ各国のパビリオンでスタンプを集めてきたら記念品を差し上げますと聞きつけ、ヨーロッパ狙いで回る事にしました。
欧州連合館
そんな欧州連合館での展示がこちら。
ヨーロッパの精密機械工業をPRしてるのか、
ロボットアームを使って、エンドレスで砂絵を描いて…って
これはむしろ枯山水庭園、日本の伝統文化ですか?! (笑)
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見ていて飽きませんw
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こちらも欧州連合館の展示。折り紙に合わせて
未来を考える、というメルヘンな内容なんですが
全体的に黄色と青色を使った展示になっていて
これって…ウクライナカラーを意識しているんでしょうか?
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※後年に向けての備忘録
2025年現在、ウクライナはロシアから軍事侵攻を受け継戦抵抗中。
軍事大国・ロシアの攻撃に、開戦当初は「何日もつか?」と諦めムードが大勢を占めていました。
ところがウクライナは全く屈せず、国民一丸となって行動し、絶対に諦めずロシア軍の撃退に努めた事で
西欧諸国は軍事支援を行うようになり、ロシアは攻めあぐね、そうした日々が早3年を過ぎました。
日本もまたウクライナへの支援を表明し、世界ではロシアの非道を責めるべく
ウクライナ国旗の色を支援の証として取り上げている、と言うのが現状。
そのまま欧州連合館の隣のパビリオンに入ります。

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バルト館
バルト三国のうち、リトアニアとラトビアが共同で出展したパビリオン。
(なんでエストニアだけ出してないんだろう…)
かの国で採れる植物を、このように展示していたのですが
これって本草学標本ですか?(あ、また日本の話にw)
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※本草学(ほんぞうがく)
中国の影響を受けつつ、日本独自の博物学として体系化された学問。
平賀源内をはじめとする、当時の知識人がこぞって染まり、江戸時代後期には
植物、動物、それに雪の結晶など多岐にわたる標本図鑑が制作されました。
ですが明治の近代化と共に西洋の博物学が日本にも導入され、本草学は過去のものに。
今では歴史の教科書で出てくるくらいで、興味ない方には聞いたことすら無い単語ですよねw
バルト館ではオリジナルのキャラクターを使った展示もしていたのですが
これって某キノコ加工メーカーのマスコットキャラですか?
キノコのこのこ元気のこ エリンギ マイタケ ブナシメジ…♪
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そのまた隣のアルジェリア館の展示 

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カンボジア館
も一つ隣、カンボジアのパビリオン。
如何にもそれっぽい仏像(かな?)が置かれたり
アンコールワットのジオラマが。って、このジオラマ、確か
愛知万博の時にも出展されていたんじゃ?(遠い記憶)
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チリ館
今度はチリのパビリオン。謎のリンゴにいざなわれ
中に入れば伝統的な敷物(かな?)が大量に並べられてました。
まるで十二単の(いや、もう止めようw)
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またもや★ケモンさん登場 これはチリ館の前
コモンズ-C


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複数の国が共同で入居しているのがコモンズ。
コモンズ-C館ではクロアチアやサンマリノ、ガボンと言った国々が入っております。
写真はスロベニア・パナマ・ウルグアイの陳列棚です。
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イスラエル展示
コモンズ-Cの中にはイスラエルも。
展示コーナーの入口でガイダンス動画を放映しているんですが
その中で「防御」と題された画面が出てくると
何だか戦いに明け暮れるイスラエルの物々しさを連想してしまうのは私だけ?
実際にはユダヤ教の教義的な話の中の一項目なんですが (^ ^;
誰ですか、「メルカバは最強の歩兵戦闘車だ」とか言ってる人は(言ってないってw)
↑意味わからない方は読み飛ばして下さい(爆)
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アシュラー・ストーン
そんなイスラエルパビリオンで出展されていたのがこの石材。
約2000年前、ハスモン朝によって築かれた古代エルサレム要塞の石。
1969年に発掘された本物の切石を、展示用に表面コーティングだけして
万博に持ってきたそうです。残念石と並んで「本物の文化財」の石材がここにあります。
(残念石とは全然違う待遇ですが…)
展示ではこの石にプロジェクションマッピングを投影。触るのも可能!素晴らしい!!
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ウクライナ展示
コモンズ-Cにはウクライナの展示も。一風変わった展示をしていて、
パビリオン来場者にガントリガー式の情報端末(スマホみたいな)を配り、
それで展示品に付いているバーコードを読み取ると、その展示品の
紹介動画が画面上に流れるという趣向。ロシアの侵攻に抗っている
真っ最中のウクライナですから、その動画というのはどれもこれも
「戦争に耐えるウクライナ国民の窮状」を訴える内容なんです。
正直、もう少し“明るい話題”も提供して前向きな内容も欲しかった所ですが
これはこれで「2025年のウクライナ」を実に良く表していると、時節を捉えたパビリオンです。
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全くの余談ですが、このガントリガー式スマホがウチの職場で使っている物と全く同じ。
まさかウクライナパビリオンで仕事の事を思い出させられるとは (- -;ウーム
ちょっとプロパガンダ強すぎのウクライナでしたが(まぁ仕方ないよね)、対するロシアはそもそも今回の万博に出展無し。
ウクライナ側に同調している日本は“敵勢国家”だからボイコットだそうですけど、仮に出展していたらどんなものになったのか…。
そしてこちらはクロアチアの展示→ 正直、何だかサッパリ分かりません (^ ^;
コモンズ-Cの中では、スロバキアの観光誘致(みたいな)動画が猛烈に美麗でした★
こういう動画、配信とか頒布とかしてないんですかねぇ?(してるのかもしれないけど、詳しく分からん…してたら欲しいw)
さて、ここまで見てそろそろお腹が空いてきた時刻。
軽くで良いから、何か口に入れるものを…と思い、マップを見て比較的近くにあった「外食パビリオン」へ。
食に関連するパビリオンですから、何かあるんじゃないかと

外食パビリオン
和食、特に関西近辺の食文化を
紹介しているのがメインのパビリオン。
右にあるのは巨大な細工菓子。
ここまで作り込むと、もはや食材と言うより
彫刻のような芸術作品のような…。
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まぁ一応、口に入れるものも確保しましたw
これを大屋根リングの下にあるベンチで食しつつ、雨宿り。なかなか雨が止まないなぁ。と言うか、もうこのまま降り続けるのか?
インド館
軽い昼食を摂ったベンチの前にあったのがインド館。
万博開幕日に工事が間に合わず、遅れて開業したのが
ニュースで取り上げられていましたが、むしろそれが話題になり
連日の大盛況。おかげで…入れんわなぁ、これは(汗)
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蓮の花をイメージした淡いピンク色が綺麗な建物です。華やかでいいな、これ。

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インドネシア館(のロゴ)
インド館の隣にあったのがインドネシア館。
そのロゴを見て直感的に思ったのが「これって…XEVIOUSじゃね?」
いや、見比べれば全然違うんですが(共通点はOの字が菱形になっているだけ)
何となくそういう風に見えてしまって(爆)
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※XEVIOUS(ゼビウス)
1980年代初頭に一世を風靡したコンピュータゲーム。
いわゆる縦スクロールシューティングゲームなんですが、隠しコマンドや隠れキャラがふんだんに用意され
敵を倒すだけでなく、もはや謎を解くゲームにまで昇華した奥深さが爆発的ヒットの要因。
あまりに謎めいた設定が「哲学」と解釈され、多くの文化人も魅了した。
そのタイトルロゴのフォントが、何となくこの文字に似ているような…というだけの話です、ハイ。
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