2010年7月 北群馬半周
旅行期間:2010年7月28日(水)出発〜7月29日(木)帰着
主な滞在地
7月28日(水):吹割の滝・兜滝・たんばらラベンダーパーク・月夜野びーどろパーク・沼田公園
7月29日(木):伊香保温泉街・榛名神社・安中武家長屋・貫前神社・富岡製糸場・楽山園

夏休みは群馬に行こう!―――って唐突ですけど
今までなかなか「泊りがけで群馬へ行く機会」が無かったので
敢えて群馬に宿を取って旅行する、というのが旅の目的に。
正直、ウチからだと群馬は日帰り圏内なのでねぇ (^ ^;
今回は群馬の名所をあっちこっち探しながら見て回る旅です〜♪
早朝に家を出て、関越道を北上。沼田ICまで行った所で一般道へ降り、そこから
金精峠(こんせいとうげ)方面に向かっていけば…そう、群馬の名瀑が現れますよね★

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鱒飛の滝
あれ?吹割の滝じゃないの??という感じですが
まずはその手前にある鱒飛の滝から。
丁度この時、滝の前に虹が現れました。
綺麗でございます〜! (^∇^)
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国名勝・天然記念物 吹割の滝
改めて登場、吹割の滝はこちら。
岩盤の割れ目を川が通り抜け
まさしく「吹き割れた」ような滝。
東洋のナイアガラ、と呼ばれるのも納得です。
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鱒飛の滝はシャッター速度を上げて、吹割の滝は下げて撮ってみました!
そこから南下して、足湯目当てに南郷の集落へ。
今夜の宿も温泉宿なんですけど、その前に足湯で大地の恵みをちょっとだけ堪能。
でもその隣に、歴史ある古民家が並んで建っていて…。

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沼田市文化財 旧鈴木家住宅
水車小屋に曲屋、古い家ですよね。
この日、茅葺屋根の中では
蚕の繭の選別が行われていました。
群馬県、蚕と言えば…(次頁に続く)
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道の駅「川場田園プラザ」に立ち寄りつつ、川場村の歴史民俗資料館へ。
ここの敷地の裏手に、蒸気機関車のD51(デゴイチ)が保存されているので
子供たちとこっそり覗き見(笑)勇壮な兜滝も見た後、沼田市の北端へ転進。
強清水(こわしみず)の滝を横目に見つつ、山の奥にある玉原(たんばら)高原へ。
冬はスキー場として賑わう玉原ですが、夏は一面の御花畑…
  
たんばらラベンダーパーク
冬はたんばらスキーパークとして営業しているんですが
夏はこのように花畑となって公開されています。
勿論、名前の通りラベンダー畑もありますが、それ以外にも色々な花が!
炎天下の暑いさなかでしたが、散策するのに丁度良い場所でした。
玉原から山を降りて、みなかみ町役場の傍までやって来ました。
嫁さんが体験工房を御所望との事で、月夜野びーどろパークを訪問。
ここではガラス細工とかを作れます。まぁ、オイラは横で見ているだけなんですがねw
月夜野びーどろパークにて
工房前には可愛らしいガラスのうさちゃん♪
でも中に入るとガラスを熔かす溶鉱炉(?)があって
なかなか迫力のある場所だったりします(笑)
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さて、ここまで城分は0で旅してきましたが
ここからは少しずつ城も行かせて頂きます(苦笑)
まずは月夜野の目の前にある名胡桃城から!
真田と北条が因縁の対決をした城として有名ですが
発掘や整備がされて、きれいな城跡公園…と言うか野原になってます。
ここなら子供を連れて走り回っても大丈夫な感じですからねぇ。
勿論オイラは堀や土橋の遺構に興奮。いやはや良い城だ!
ちなみにこの後、更に公園整備が進んで柵や立て看板が設置されましたけど
この当時はまだ大人しい感じの整備具合でしたw
続いて沼田市の中心街へ。ここには沼田城址があって
所々に石垣や土塁が!まぁ、城マニア以外には何のこっちゃ?という雰囲気なんですが
ちゃんと公園になっていて、こんな歴史的建造物も…

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国重文 旧生方家住宅
国の重文に指定されている旧生方(うぶかた)家住宅。
如何にも古風な日本家屋ですよね。で、その向こうには
瀟洒な洋風建築も。こちらは旧土岐邸洋館との事。
土岐さんと言うのは沼田藩主の御家柄で、明治になってから
東京の渋谷にて、この洋館にお住まいだったそうです。
その家をここに移築…こっちは登録有形文化財だそうで。
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そうこうしているうちに陽が沈み…そろそろ宿へと向かいます。
今夜の宿は伊香保温泉、沼田からはちょっと距離があるので高速道路に乗り
渋川伊香保ICまで移動―――している間に、急激に天候が悪くなってきた!
高速降りる頃には滝のような土砂降り!
夕立を通り越して、ゲリラ豪雨と言うヤツですな。
今ではすっかり“当たり前”のように使われるようになった「ゲリラ豪雨」という表現ですけど
この頃はまだ珍しいくらいの雨降りを指す感じでした。でもまぁ、この時の雨は本当に凄くて
道を走っていたら、叩きつける雨で前が見えないのは勿論の事、
雷は辺り一面にバシバシ落ちてくるし(さすが上州…)それどころか
許容量を超えた豪雨のせいで、雨水溝のマンホールから水が噴水のように噴き出している有様。
いやはや、流石にこの降り方には肝を冷やしましたw
とは言え、こういう雨はそう長続きするものでもなく
伊香保の温泉街に着いた頃にはウソのようにピタッと静まり返っておりまして
何事もなかったかのように、月明かりに照らされた町並みが何とも艶っぽく色付いておりました…。
さて、温泉入って寝るか〜! (^-^)
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