2008年11月 お台場“石垣ナイト”&埼玉ええつちオフ(2)

埼玉ええつちオフ行程地図 (C)Mapion


明けて11月2日、日曜日。この日もいい天気…なのは良いんだけど
3連休のなか日、日曜日、そしてこの快晴。そりゃ、道路は大渋滞だわな (^ ^;
東京駅で午前9時に集合し、関西勢を乗せた車は関越道に載ったものの
いやはや、とても高速とは思えないノロノロ具合。多少の覚悟はしていたけど
う〜ん、ノッケから押しまくりだなぁ。とりあえず、花園ICで高速を下りて
道の駅はなぞのアルエットでちょっと休憩。
道の駅はなぞのアルエット
道の駅はなぞのアルエット

これ、何て城?(爆)

今日の城めぐりは題して「埼玉“ええつち”オフ」
埼玉県内の“良い土の城”を回るツアーです。
(もちろん石垣がある所もありますけど、大体そんな感じという事でw)
そんなこんなで、まず訪れたのは鉢形城。荒川の崖に屹立する
後北条氏の拠点城郭です。ここは二郭や三郭は綺麗に公園整備され
見学する人を驚かせる一方、主郭はほぼ手付かずの原風景で残り
そのギャップがまた面白かったりする城。
日本百名城の一つにも選ばれている名城なので、
車を降りるや否や、関西勢は我先にと城内へ…。
鉢形城にて
鉢形城にて

史料館で鉢形城の全容を頭に入れたら
いざ、城内に突撃…って早速にも
巨大な土塁や切岸に一同大喜び!
ちなみに、この土塁は登っても
大丈夫なものなので、遺構を
傷つけたりはしておりません。

鉢形城はとにかく広いので、隅々まで見ていたら
とてもキリがありません。という訳で、ある程度見たら
次に行きますよーと、けしかける事数回 (^ ^;;;
ようやく車に乗り込み、次に向かいますが
とっくにお昼時は過ぎている(爆)
しかし大人数で食事を取れるような店もなく
あったとしてものんびり食べてるような暇もなく
とりあえず大型スーパーがあったので、弁当を買い込み
次の城で休憩がてら食べる事にしました。
んで、訪れたのは「土の城の教科書」杉山城です!
杉山城にて
杉山城にて

それほど大きくない城なんですが
ご覧の通り、やたらに掘り込まれ
折れ曲がりや起伏が「これでもか!」と
次から次へと現れます。ここは
城郭マニアじゃなくても、見てみれば
「何なのこれ?」と思えるんじゃないかと。
そんな中、食い違い虎口に差し掛かった時
発見した立て看板がこれ。そこに出ているイメージ図が―――
杉山城の看板
杉山城の看板

「これ…どこかで見た絵だけど
 どこで見たんだったっけかなぁ?」と
悩むこと数分。虎口を通り過ぎ
南二ノ郭の内部まで入った時に
「あれっ!俺のHPじゃねーか !!」と
ようやく気付いた次第。自分で自分の絵を
忘れてるなんて…(自爆)
それにしても、まさか杉山城の
看板に使って頂けるとは (^ ^;滝汗
光栄の極みにございます m(_ _)m
お弁当風景
お弁当風景

そんなこんなで、主郭に到着した所で
弁当広げて昼食タイム♪
と言っても、もう午後2時を回ってましたがw
見晴らしの良い広場で食べると
何だかとても気分が良いですねぇ!
この後、杉山城の裏側もじっくり見て
技巧的な作りに呆れ…いや、感心しました。

秋の陽はつるべ落とし…という感じで
午後になると日暮れがすぐ間近に迫ってきます。
とりあえず、ギリギリまだ間に合うかと踏んで
山城攻略を決断。ここで訪れたのは小倉山城です。
ここは石垣が有名な山城。城マニア的に絶賛!という場所です。
国史跡 小倉山城跡
国史跡 小倉山城跡

陽が落ちてからでは山城なんか行けません。
でもまぁ、何とか無事に辿り着きました。
石垣が見所の城なんですが、石垣を見るには
急斜面(しかも下は断崖)を回り込まないと
行けないのが難点なんで、明るいうちに回れて
本当に良かった (^ ^;;;
関西からのゲストさんにも喜んで頂けたので、こちらとしても満足w

小倉山から下りてきたら、時刻は午後4時半という頃合。
もちろん、もう山城なんか登れる筈もなく、辺りは薄暗くなってきました。
でも、せっかくなんで暗くても歩けそうな城跡を?という事で
もう1箇所だけ、すぐ近くにある菅谷館に突撃!
ここは駐車場もあるし、危険な起伏もないし、
安全に見て回れる城跡ではあるのですが…
国史跡 菅谷館跡
国史跡 菅谷館跡

うぇー、さすがにもう無理かwww
やっぱり午後5時過ぎると真っ暗だ!
という訳で、ロクに見学も出来なさそうな状況に諦め
撤収する事にしました。で、関越道に向かって走り出しましたが
交通情報を聴けば、ここから東京までは大渋滞が発生中との事。
となると、このままでは関西組が帰りの新幹線に間に合わないか?
こりゃ非常にヤバいだろ、と急遽予定を変更。
関東勢は良いとして、関西の方々は安全策を採って
電車で帰る事にし、大慌てで最寄駅の東武東上線森林公園駅へ。
何だかバタバタしつつ、彼らは無事電車で帰る事ができました。
んで、時間の制約が解かれた関東勢は
改めて東松山ICから渋滞覚悟で関越道で東京へ帰着。
とは言え、交通情報で云ってた程には酷い渋滞でもなかったような?
これなら関西組も東京まで車に乗ってても良かったのでは…(爆)


◆◇◆ 共通の 趣味で集まる 輩(ともがら)に 木の葉色づく 武州の“ええつち” ◆◇◆




前 頁 へ


本 丸 御 殿 へ 戻 る


城 絵 図 へ 戻 る