2008年8月 長野旅行

旅行期間:2008年8月16日(土)出発〜8月19日(火)帰着

主な滞在地
8月16日(土):碓氷峠鉄道文化むら・御影陣屋・懐古園・上田城址
8月17日(日):真田郷・荒砥城跡・小布施・善光寺・大堀館跡
8月18日(月):横田城跡・典厩寺・松代・安曇野
8月19日(火):小岩嶽城址〜飯田砦・松本
長野旅行行程地図


夏休みである。暑い。そりゃもう嫌になる程に。
という訳で、夏休みの家族旅行は避暑地に行くのでござる(笑)
ってな事で、この年の夏は信州へ向かうと決めた。
名城も色々あるし(それかよw)、景色の良い所も色々あるし、
子供の喜びそうな場所もそれなりにありそうだし、文句なし! (^ ^)

自宅を出て、まずは圏央道〜関越道を経て上信越道に。
今回は群馬県側から長野に入るのである。要するに
碓氷峠を越える訳だが、碓氷と言えば…鉄道文化むら!!!
これはもう、子供を楽しませるには最適の場所でしょう♪
(いや、大人も喜んでるでしょ?絶対にwww)
朝10時に到着し、中を見てみればお宝がザクザクと…
189系
往年のヘッドマーク
EF63
碓氷峠鉄道文化むら

いやー、古い車両がゴロゴロ(笑)
「あさま」と言ったら新幹線ではなくて
やっぱりL特急ですよ(←既に死語w)
で、峠を越えるには機関車が引っ張って…
あ、もういいって?ハイ、すいません m(_ _)m
「お父さんが子供の頃、
 相模線はこの車両だったんだ」と
子供に説明したり…
キハ35系
ミニSL
ミニSLに嫁さん&子供が乗って
大はしゃぎしたり♪あっという間に
2時間以上が経ってました (^ ^;

本当はもう少し早く切り上げるつもりだったんですが
予想外に?いや予想通りに??オシ気味になってしまいましたw
とりあえず、昼食は定番「峠の釜めし」を買って手早く済ませてから
峠を一般道で越え、碓氷軽井沢ICから小諸へ向かいます!
妙義山
妙義山

碓氷峠を越える道すがら、
僅かに色づき始めた稲穂の彼方に
妙義山の荒々しい姿が鎮座。
なんだか絵になりませんか?

峠を降りてきてまず伺ったのは、江戸時代の代官陣屋である御影陣屋
あ、軽井沢とかのリゾート地はスルーです(爆)
陣屋の跡地が公園になっているとの事で、それほど期待もせず
とりあえずどんな所か見れば良いかな、くらいに思って来たんですが
御影陣屋宿所建物
御影陣屋宿所建物

おーっ!
立派に陣屋の宿所部分が残ってます!!
聞けばこのあたり、江戸時代初期に苦労して
農業用水を引いて開墾したとの事で、
そうした農村の歴史と合わせて、
深みを感じられる建物でした。
実物を見る感動、良いですよ〜♪

陣屋から車で少し走れば、もう小諸の市街地。
次に懐古園を目指して走ってきたんですが、ここで突然の雨。
それも滝のような大雨で、午後2時にして夕立といった感じ。
懐古園の駐車場に車を入れたんですが、雨が止むまで暫しの休憩。
夕立ならそれほど長くは降らないだろうと思っていたら
予想通り、程なくして雨は止み…止んだのはいいけど、
今度はギラギラのカンカン照り。いや、これ、蒸し暑いだけだな (^ ^;;;
小諸懐古園駐車場にて C56 144
小諸懐古園駐車場にて C56 144

懐古園の駐車場前に鎮座している
C56型蒸気機関車144号機です。
雨で濡れてしっとり…。
水も滴るイイ男です★ (^-^)
小諸懐古園
小諸懐古園

で、こちらが懐古園の正門。
即ち、小諸城本丸大手門です。
ここから中へ入れば
城の石垣を存分に堪能できます!
何年か前に来た事はあったけれど、改めて見てみれば
“穴城”と評される小諸城の構造に感心しきり。
確かに上手いこと地形を利用しているよなぁ〜!
しかも石垣の見事な事…。岩陰になる場所なので
街中に比べればいくらか涼しげだし、のんびりと散策するには
もってこいという感じの良い公園です。で、懐古園を出て
その小諸市街地へも足を延ばしてみれば
小諸宿 本陣
小諸宿 本陣

中山道小諸宿の本陣が残っていたり
小諸城 三ノ丸大手門
小諸城 三ノ丸大手門

小諸城の三ノ丸大手門が残っていたり
三ノ丸大手門はそれまで改造が施されていて
門扉が取り外され、むりやりに部屋を作られていたんですが
旧態に戻してかつての姿を再現する工事が行われ
復活成ったばかりの状態。このタイミングで見られて良かった! (^-^)v

小諸から高速道路を使って30分。続いてやってきたのは上田市。
こちらも戦国時代からの城下町として有名です。
当然、向かったのは上田城
戦国の梟雄・真田昌幸の城です〜★
上田城 本丸大手門と隅櫓
上田城 本丸大手門と隅櫓

はい、そーゆーワケで上田城。
ここも以前来た事があった城だけど
大手門が再建されてからは初めて。
今や“真田ブランド”で大騒ぎの城ですw
もうね、いまさら上田城については書き記す事もなかろうかと(笑)
とにかく良い城ですよ。正面からだと単純に見える縄張なんだけど
ちょっと角度を変えただけで、ガラっと雰囲気が違う。
そりゃ徳川の大軍もダマされるってもんでしょうなぁwww

今宵はここ上田に宿を取っているんですが、敢えて夕食抜きのプランで。
その代わりと言っては何ですが、ちゃんと食事処は考えてありました。
上田の名店として名高い蕎麦屋、刀屋さんです。
あの池波正太郎も足繁く通ったという由緒あるお店であるだけでなく
盛り付けが尋常じゃないという事でも知られているワケでして
注文を訊く際「初めて御来店の方ですか?当店の分量はご存知ですか?」と
わざわざお店の方が教えて下さる程。実際、隣に座っていたお客さんが
「多いったって、食べられない程じゃないでしょ?」と話していたものの
いざ蕎麦が目の前に運ばれて来ると…絶句していました (^ ^;
ウチらも勿論はじめての来店でしたが、量の多さは知っていたので
大丈夫でした。それどころか、小さい子供を連れて入店したので
「お子様が食べ易いように、あまり熱くしないでお出ししましょうか?」と
心にくい気配りまでして頂いて、感謝感激。いやぁ、さすが名店ですな!
刀屋さんにて
刀屋さんにて

と言うワケで、ドーン!!蕎麦の山ですw
これで並盛りです。大盛じゃありません。
もちろん大盛やそれ以上もあるんですが
そりゃ一体どれくらいの量になるのやら…。

宿の看板

今宵の宿はこちら、祥園さんです。
上田市内で唯一の温泉宿だそうで (^-^)
宿の看板

宿に入ってから、夜の上田を散歩してみる事に。
嫁さんと子供は部屋でくつろいでいる中、オイラ一人で夜道へ進めば…
盆踊り
盆踊り

ちょうど夏祭りの日だったらしく
街のド真ん中で盆踊りをやってました!
良いですねぇ、日本の夏…。
上田藩主邸門
上田温泉電鉄 真田傍陽線跡
夜の上田城
夜の上田にて

上田高校はかつての藩主邸跡地。
立派な門が、夜でも睨みを利かせます。
廃線となった上田温電跡も重厚な雰囲気。
そして夜の上田城、下見板張りの櫓が
威厳を感じさせ、気だるい熱帯夜でも
気持ちを引き締めさせてくれます。





次 頁 へ


本 丸 御 殿 へ 戻 る


城 絵 図 へ 戻 る