2008年7月 下野てれんこオフ

旅行期間:2008年7月12日(土)

主な滞在地
7月12日(土):烏山城跡・矢沢のヤナ・喜連川城址・氏家勝山城址・宇都宮市
下野てれんこオフ行程地図 (C)いつもNAVI


お城つながりで知り合った栃木県のお嬢様から
「下野のお城でオフ会やりませんか〜?」とお声かけ頂いたので
梅雨明け直前の土曜日、東京集合のメンバーを拾って東北道を北上。
栃木の美味を味わいつつ、隠れた名城を巡るツアーになる筈と
心躍らせ、いざ彼女の待つ下野国に乗り込んだのでございます。

彼女の地元、上三川(かみのかわ)で待ち合わせし
他の車とも合流する為に移動。その車中、車窓にアドバルーンが見え
我々含めて東京方面から来た面々は「うわー、あれって何十年と見てないよ!」と
貴重なものを発見したかのように大盛り上がりしたところ、現地の彼女は
「え?あんなのフツーに上がってるけど…」との事。そうか、北関東では
まだまだアドバルーンが現役なんだと、地域ギャップに騒然(笑)

この後から来るメンバーもいるのですが、まずは車を追加し
最初に向かったのは烏山城。那須烏山市にある山城で、
市役所の裏山がその城跡なんですが、幹事の彼女が先導する車は
何故か市役所とは反対側から山に入ろうとする。後続していた我々は
その後ろに付いて行きつつも、これ道間違えてるんじゃね?と話していたら
案の定、途中で停車して引き返すハメに(苦笑) しかも自分の車なのに
切り替えしが上手くできなくて運転代わってもらってるし(爆)

散々笑わして貰いましたが、改めて市役所側に車を回して
仕切り直し。神社の脇の駐車場に車を入れ、そこからいざ登山!という所で
幹事さんの携帯に着信が。どうやら、後続組が駅に着いたらしく
「じゃ、私迎えに行ってきます。そこ登れば城跡ですから行って下さい」と
何と幹事が脱落するという異常事態に。それでもまぁ、残された我々は
その言葉を信じて山へ分け入ったんですけどね。行けども行けども
城の遺構には辿り着かない…どうなってんの、これ ?!?!
烏山城跡 石垣遺構
烏山城跡 石垣遺構

結局、山のピーク3つを越えて
ようやく城跡に辿り着きました。
そこで見たのがこの石垣。
確かに、城マニア的には
凄い遺構を楽しめましたが…。
結局、幹事は出て行ったっきり。城跡見学はしたものの、車の所に戻るとなると
やはり来た道を帰る事になる訳でまたもやピーク3つを踏破して下山。
もはや城めぐりじゃなく探検だぞ、これ! 初夏の酷暑の中でこの移動は痛烈で
下山するや否や、みんな飲み物を求めて自販機に殺到。夏は得意で
それほど水分補給を必要としないオイラでもこの時ばかりは、大至急
水分補給しました。だって、汗をかいたシャツが塩噴いてたし… (><)

後で分かった事ですが、駐車場として乗り付けた場所もやっぱり
間違っていたらしい。確かに、城山の麓に神社があるんですが、それはまた
別の神社だったらしく、そこと取り違えて車を入れてしまったようです。

帰って来ない幹事に電話を入れ、この後どうすれば良いか訊いた所
「私たちもう昼食の場所に行ってるので、そこに来て下さ〜い」だって。
俺達放ったらかしにした上、そっちだけ先にくつろいでるのかよ… (ー゙ー;
で、その昼食場所ってどこ?と改めて訊いてみると
「ヤナの場所って云えば分かるから、そこらへんの人に尋ねてみて」と
これまた極めてアバウトな返事。電話を切ったものの、
周囲に人影は全く無く、いったい誰に尋ねれば良いのやら?
とりあえず烏山駅に行き、観光案内的なものを見てみたがやはり分からず。
(だいたい、駅にすら人っ子一人居やしないw)
仕方が無いので、ヤナと云うんだから川沿いだろ?という推測で
あてずっぽうに川沿いを走って探し回り…ようやくその場所を発見。
やっと幹事に合流できた、と思ったら後続組と一緒に
「もう食べ終わりましたよ、遅〜い!」だって。
誰のせいでこれだけ遅くなったと思っとるんや!(苦笑)
鮎の塩焼き
鮎の塩焼き

ヤナ場にて…。

まぁ、それでも笑って許されるのが彼女の人徳というもので
我々も昼食を済ませ、改めて全員集合した所で午後の行動開始。
この車中でもひとしきり笑い話ばかりが続き(ネタはもちろん幹事の娘w)
程なく到着したのが喜連川にある倉ヶ崎城でした。
現在はすっかり公園になっていて、その中には温泉施設なんかもあったりで
完全に市民の憩いの場なんですけれど、そこかしこに空堀の跡なんかが
見受けられ、じっくり見てみればちゃんと城跡でした (^ ^;
ここで足湯に浸かったり、カキ氷を食べたりで暫しマッタリ〜♪
さくら市史跡 倉ヶ崎城跡
さくら市史跡 倉ヶ崎城跡

ちょっとした高台にある城跡に
展望台とかもあったりして、
本当に「市民の公園」という感じ。
ただ、東日本大震災で色々と
被害が出てしまったそうで
何とか復旧できる事を祈ります。
頑張れ、喜連川!

余談ですけど、喜連川って凄く由緒ある地名なんですが
平成の市町村大合併で氏家町(氏家も由緒ある地名)とくっついて
「さくら市」になってしまったのが残念。桜の名所にしたいという事で
命名された市名だそうですが、「佐倉市」と混同しそうだし
さくら市内には「桜野」という地名があるそうなので
いっその事「桜野市」にした方が、まだ根拠のある命名だと思うんですが…。
いやまぁ、単なる個人的感想ですけどね、「喜連川」も「氏家」も
両方消えちゃうのは何か勿体ない気がします。

喜連川を後にして、氏家に向かった一行。次の城跡見学をする前に、
地元名物の餃子店だけは行っておこうという事で
(栃木と言えば、餃子ですわな〜!)
正嗣(まさし)の氏家店へ。餃子専門店って行った事なかったんですが
本当に餃子しかメニューにないんですね!(ビックリ)
焼き餃子と水餃子をそれぞれ頂きましたが、さすが専門店だけあって
いくらでも食べられる美味しさで、またもやビックリw
焼き餃子と水餃子
焼き餃子と水餃子

栃木名物!

旧大島家住宅
旧大島家住宅

城址公園の傍、さくら市ミュージアムに
野外展示されている古民家。
これらの展示を見つつ、城址へ…。
餃子を美味しく頂いた後、勝山城址を見学。これがまぁ、非常〜に立派な城跡!
堀はザクザク切られているし、土塁もボコボコ!
城マニアとしては実にテンションが上がります。まぁ、建物とかは
何もないんで、マニアにしか向かない場所だとは思いますが(爆)
鬼怒川の河原に面した城は、当時水運を上手く使ったんだろうと想像でき
オフ会のメンバーはみんな大はしゃぎでした♪ (^-^)

旅の〆にやってきたのは、宇都宮市。改めて、夕食に餃子を食べる為!
(さっきのはおやつですwwwww)
市内のコインパーキングに車を停め、色々と餃子が楽しめる店へ
歩いて移動。その道すがら、目に入った光景がこちら。
燈籠流し
燈籠流し

何のイベントかわからないんですが
燈籠流しをやってました。夏の夜祭、
綺麗ですよねー (^-^)
で、某総合店舗の地下にある餃子集合店「来らっせ」へ。
市内の餃子専門店が色々と入っているので、1箇所で何店もの味が
楽しめます。これまた、餃子オンリーな食事になりましたが
何個でも軽々食べられる感じで、宇都宮の餃子恐るべし!
やっぱり地元の人に案内してもらう旅は一味違うねぇ〜★
宇都宮城
宇都宮城

最後に訪れたのは宇都宮城。
月夜に輝く白い富士見櫓、綺麗ッス。
良い1日の締めくくりでした。

ちなみに、旅のタイトルにある「てれんこ」と云うのは
栃木の言葉で「ゆるゆる」とか「のんびり」との意味だそうで。
確かにまぁ、言葉の通りゆる〜いオフでした(爆笑)



今回のオマケ
カキ氷の自販機…
カキ氷の自販機…

倉ヶ崎城跡の公園に設置されていた
カキ氷の自販機。カキ氷って、
自販機で売るものなのか?!?! Σ( ̄□ ̄;
試しにやってみたら、本当に出てきたので一安心w




◆◇◆ てれんこと 皆で旅する 朗らかさ 土地柄楽しむ 夏の始まり ◆◇◆




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