こちら、不開門に隣接する多聞櫓。
パーツのまま作ると、このように
L字型をした平面になるのですが
これは正しい形ではないのです!
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そこで、組み上げたい
形になるよう、部品を切断。
焼き切った部分は
ヤスリをかけて
断面を整えました。
余った部分も、後で別の
部品を調製する為に保管。
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多聞櫓部分は元来、
こういう形状。
屋根だけじゃなく、
壁面パーツも改変し
この形になるよう
仕上げています。しかし、
それだけじゃ終わらない!
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この櫓、名古屋城の中では珍しく
下見板が張られている筈ですが
キットではそうなってないので
その部品を自作しないと(苦笑)
(下見板って何?と言うのはナシでw)
パーツを繋ぎとめていた
ランナー(枝)を炙って
細く引き伸ばし骨組みにし
それをプラ板に接着。
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その土台に、更に細い
プラ板を数枚貼り付け
細かい鱗状の板になるよう
カッターで裁断。これを
木目の色で塗ると…
まるで算盤だ、コレw
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実は一番最初、下見板を作るに当たって
1mm四方の細かい鱗の板(というか、殆ど粒子)を大量生産し
それを土台のプラ板に貼り付けていく、つまり実際と同じ製法で
下見板を作り上げたんですが、さすがに細か過ぎる作業なんで
綺麗に作れなくて、この方法に切り替えたんです。
…我ながら、限度を知れと言う感じですな (x x)
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で、その下見板を
櫓の壁面に貼り付け
このようになりました!
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屋根を被せてしまえば
全く見えなくなる場所ですが
ちゃんと櫓の床板も設置。
完全に自己満足の世界ですが、
やる事はやっておかないと!
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