2014年8月 夏休み 新潟旅行

旅行期間:2014年8月21日(木)出発〜8月23日(土)帰着

主な滞在地
8月21日(木):
蔵王堂城跡・長岡城址・新潟市内各所・新津駅
8月22日(金):
福島城跡・直江津駅・御舘公園・春日山城跡・高田城跡
8月23日(土):

いもり池・苗名滝・黒姫高原コスモス園ダリア園・高梨氏館址
長野電鉄 信州中野駅〜小布施駅・川中島古戦場史跡公園
新潟旅行行程地図


今年(2014年)の夏休みはどこへ行く?と言う話になり
今まであまり行った事の無い所へ行ってみたいけど、何処かな?と考えていた頃
上の子供(当時、小学6年生)が自由研究の題材に「上杉謙信を調べる」と言い出した。
“義の武将”とか、女性や子供は好きだよね〜!(個人的には全く肯定しかねるのだけどw)
ともあれ、上杉謙信ならば新潟か…確かに、今まで新潟県を中心に旅した事は無いので
それも良かろうと、行先はそこに決定。で、出発の日の朝はちょっと早めに家を出て
圏央道→関越道と通り、朝の6時に谷川岳PAに到着。ここで一休みし、その先は関越トンネル。
10km以上の長大なトンネルを抜けると、そこは雪国…と云いたい処だけど
夏なので緑の田園地帯が広がる新潟県に至ったのでありました。

湯沢、塩沢と通り過ぎ、やって来たのは長岡。幕末の攻防戦で有名な町です。
で、まずは軽く(本当にちょっとだけ)城めぐりと言う事で蔵王堂城にやって来ました。
長岡ICから市街地へ入る国道8号線の長岡大橋を渡ってすぐの場所。小さな公園になってますが
堀と土塁は綺麗に残っていて、なかなか良い風情じゃないですか!
そこから更に町の中へ入り、朝9時に長岡城跡も見物…と言っても、長岡城はすっかり跡形も無く
長岡駅と周辺の官公庁街になっているので、何を見るでもなく、せいぜい石碑を見るくらいなんですがねw
まぁ、そこまで「行った」と言う事が肝心なワケで (^ ^;要は気分の問題w

んで、ここまで来たところでようやく朝ごはん。新潟と言えば米どころですから
有名な魚沼のコメを食したい!とのリクエストを受け、長岡まで来たのに魚沼へ引き返す(笑)
塩沢駅の近くにある「おにぎり専門店」でおにぎりを買い、それを食べながら六日町へ。
雪国まいたけの物産館で、土産物を購入…ルート的には行ったり来たりになるんですけど
まぁ、早朝行軍なので開店時刻との兼ね合いでそういう予定となった次第。
ここからが(ようやく)旅行らしい旅行の始まりです★

六日町から再び北へ向かい、到着したのは新潟市の北の果て、新潟せんべい王国。
あの銘菓「ばかうけ」を作っている栗山米菓さんが工場敷地内に設置した“せんべいテーマパーク”です。
新潟せんべい王国

新潟せんべい王国

こちらが新潟せんべい王国。
「ばかうけ」のキャラクター、バリンちゃんとボリンくんがお出迎え。
中にはせんべい焼きの体験コーナーや、展示工場なんかがあって
家族連れにはオススメの観光施設になっております。

せんべい工場の様子 ばかうけ稲荷…
せんべい焼き体験
ばかうけ稲荷なんてモノまでありましたが…ちゃんと御分霊を受けた由緒正しいものだそうですw

せんべい工場でのんびりと遊んだ後、ちょっと遅くなりましたが昼食を。
新潟市中心街へ戻る方向を採り、立ち寄ったのは道の駅「新潟ふるさと村」
(いま思うに、もう一歩進んで新発田城までは行っといても良かったか…すぐ近くだったので)
道の駅「新潟ふるさと村」
道の駅「新潟ふるさと村」

館内に巨大な凧が掲げられていて圧巻!
そして新潟ならではの土産物も沢山あるし
食事も新潟名物のへぎ蕎麦とか色々あって迷うけど
今回選んだのはコレ、「燕背油系チャーシュー麺」
煮卵も付けたんだけど、海苔に埋もれとる(笑)
燕背油系チャーシュー麺

腹ごしらえをした後、新潟港近辺へ。港町らしく、ちょっとレトロな建物が並んでいる界隈でして
新潟市歴史博物館「みなとぴあ」
新潟市歴史博物館「みなとぴあ」

手前に見える四角い建物は旧第四銀行住吉町支店を移転してきたもの。
奥にある塔を備えた建物は旧新潟市庁舎を模した博物館本館。
他にも数々の文化財を並べ、これらの一角が博物館敷地として使われています。
まるでここだけ時代が違うみたい。シブ恰好良ぇ…。
新潟港
新潟港

港には佐渡汽船のフェリー「ときわ丸」
真っ青な船体、シックで落ち着いた雰囲気です。
今回は行かないけど、いつか佐渡にも行ってみたいものですなぁ。
湊稲荷神社
湊稲荷神社

すぐ近くにある神社にも行ってみました。
お社があって、鳥居があって、狛犬…
あれ?同じ構図の写真なのに狛犬の向きが!
実はこれ、台座の部分が回転する珍しい狛犬。
全国でもここにしか無いそうです。
まるで間違い探しみたい…(笑)
間違い探し?
保税倉庫
旧新潟税関庁舎
保税倉庫(石庫)と旧新潟税関庁舎

上の写真が新潟保税倉庫。
新潟は幕末の開港場に含まれる「由緒正しい」港。
古くに作られた保税倉庫は、まるで和風の“蔵屋敷”です。
下の写真は旧新潟税関庁舎。これも長屋形式に瓦屋根、
海鼠壁(なまこかべ)の和風建築ですが
塔もそびえ立ち、入口はアーチ形式と洋風さを取り込んだ
「擬洋風建築(ぎようふうけんちく)」です。
これも間違い探しみたい…(笑)
「みなとぴあ」館内

「みなとぴあ」の館内にも入ってみました。
近代の美術センスに彩られた部屋は荘厳ですね。
何だか明治ドラマの撮影現場のよう。
「みなとぴあ」館内

そして信濃川(新潟港は信濃川河口にあるのね)を渡って対岸にある万代島(ばんだいじま)ビルの展望台へ。
日本海を望む
日本海を望む

高さ125mの位置にある展望室からの眺め。
(万代島ビル自体は総高140.5mだそうです)
ちょっと曇りがちの海に、夕陽が傾く頃です。
日本海と言うと、荒波打ち付けるイメージですが
この日の新潟の港は、やさしく穏やかな水平線。

結構歩き回ったので、新潟駅前にあるスイーツのお店で一休み… パティスリー Un Lemieuxさん
そのまま駅近くにあるホテルにチェックイン。
でも、昼飯も遅めだったし今ケーキも食べちゃったので夕飯はまだ要らない。
ならば、どこかこの時刻からでも見て回れそうな所へ行こうと考え、
関東では見られない列車を撮ろうと、新潟鉄道の“拠点”とも言えるJR新津駅へ。
夜の新津駅
夜の新津駅

信越線・羽越線・磐越線が乗り入れる
新潟の一大ターミナル駅。
車両基地もあります。
でも、夜7時を過ぎた駅前は静かです。
ここで暫くの間、来る列車を撮ってみよう!
DE10 各種車両
DE10の単行。渋い…。そしてキハ110系の手前をE127系が通り過ぎ、その向こうにはSLばんえつ物語の12系客車が!
キハ40系47形 キハ40系47形
古参のキハ47形も、車両ごとに違う塗装なのが面白い。
115系
これまた古参の115系を撮っていたら、
向こうのホームを快速「くびき野」が通り過ぎて行く!
特急用の481系車両を快速として乗れるのは良いなぁ。

481系 快速「くびき野」
本当は「トワイライトエクスプレス」が撮りたかったんだけど(当時はまだ現役)
あいにく、この日は運行日ではなく。その代わりと言っては何ですが
485系 特急「北越」
485系の特急「北越」!関東では全く縁の無い列車ですので、感激の対面。
しかもこの半年後、北陸新幹線金沢開業によって廃止されてしまった列車ですので
後にも先にもこれっきりの撮影となりました。改造485系のライトブルーな車体が印象的。

美味でございます〜♪
で、新津駅から宿へ戻る途中
地元のお寿司屋さんに寄って夕食を。
せっかく日本海側に来たんだから、贅沢して海鮮丼を!
ネタが輝いている程に新鮮だし、盛り付けも美麗ですねぇ (^-^)

美味を頂きながら、初日の夜は更けていきました…。




次 頁 へ


本 丸 御 殿 へ 戻 る


城 絵 図 へ 戻 る