2005年9月 愛・地球博(3)

明けて9月6日、いよいよ万博を見に行く日になりました。
愛知万博こと2005年日本国際博覧会、通称“愛・地球博”ですが
3月の開幕当初は様子見があったようで、入場者数はボチボチ。
ところが夏になるにつれ、人気はうなぎ登りに登って
全国的に夏休みとなるや、空前の大ブームに!
9月になってもその人気は衰えず、終幕直前の駆け込みムードも相俟って
それはそれは凄まじい観客数を数えておりました。

ところが、この日の天気予報は日本の南海上から台風が接近中。
久々に本州直撃コースにある、との事。
朝、起きた頃はまだ空に晴れ間もあるものの
確かに風が強く、アトラクションによっては
運行中止になるものがあるかも?という気配。
そうは言っても、ここまで来て引き返す訳にも行かず
とりあえずは会場に向かおう、という事で宿を出発。
宿は連泊にしてあったので、この日は車をそのまま置いておき
宿から徒歩10分ほどの場所にある愛知環状鉄道の新上挙母駅へ。
ジャスト6時に改札を通った我々の前に現れたのは…
愛知環状鉄道 新上挙母駅
愛知環状鉄道 新上挙母駅

これは目的地と逆向きの列車ですが
よく見てみると、何やら緑色のヘッドマークが…?
モリコロヘッドマーク
モリゾー&キッコロ ヘッドマーク

続いてやってきた目的地方面への列車に乗り込んで
撮った写真がこれ。万博のキャラクターである
モリゾーとキッコロがヘッドマークに描かれてます!
昨日下見した、万博八草駅(現在は八草駅に復称)で下車。
愛知環状鉄道から、今度は愛知高速交通に乗り換えます。
愛知高速交通、“リニモ”の愛称で呼ばれるこの路線は
万博開催に合わせて開業した新交通システムで、その名の通り
日本初の実用営業路線として登場したリニアモーターカー!
と言っても、500km/hを出すような超高速路線ではなく
ほとんどモノレールのような感覚で走ってますが
それでも流石、乗り心地はまさに“宙に浮いている”といった感じ★
万博会場到着前にして、早くも未来体験を味わいました(笑)
リニモ車窓から
リニモ車窓から

そのリニモに乗っていると、
程なく万博会場が見えてきました。
空はまだ薄曇、といった程度です。
駅を降りると、早くも人・人・人の波… (><)
まだ6時半だというのに、凄まじい人が入場待ちしてます!
開場は9時、あと2時間半はここで待つんですが
やはり人気のイベントは凄いねぇ…(苦笑)
まぁ、我々もその一人なワケで、文句を言えた立場じゃありませんな(爆)
万博北ゲート前(1)
万博北ゲート前

こんな感じで、人だらけです (^ ^;

万博北ゲート前(2)

リニモいろいろ
リニモ(1)リニモ(2)
コンビニ弁当の朝食を食べつつ、眼前を行き交うリニモをいくつか撮影。
待ち時間の長さに子供は厭き、早朝といえど9月初旬はまだまだ暑く、
それでも我慢した甲斐あって、ようやく9時になって開場時刻に!

愛・地球博長久手会場地図 (C)EXPO 2005 AICHI,JAPAN
我々が入場したのは北ゲート。ここはリニモの万博会場駅と直結してるので
一番入場者が殺到していた所ですが、その分いろいろなパビリオンが
密集しているので、一目散にお目当ての場所へ向かえる絶好の位置。
開場するや否や、みんな人気のパビリオンに走り出して行きます。

当時、入場者が集中していた人気パビリオンは
“未来の乗り物”を紹介していたトヨタ自動車館と
3D映像を駆使した演出が話題となっていた日立グループ館。
どちらも、企業パビリオンゾーンBにあり
当然、入場者たちはそこへ押し寄せます。
しかしオイラ達はあまりそれらの展示に興味が無い… (^ ^;
これ幸いとばかり、企業パビリオンゾーンBはパス!(爆)
ってなワケで、手始めに向かったのは企業パビリオンゾーンAの方。
ここにあった、ワンダーホイール展・覧・車という観覧車に直行。
実はこれも人気アトラクションらしく、行列は必至と予想されるもの。
しかも本日は台風接近中、天候が悪くなれば観覧車の運行は中止になる危険性が…。
他の人がトヨタ館や日立館に時間を食っている間に、
さっさと乗ってしまおうという作戦なのだ!
ワンダーホイール展・覧・車
ワンダーホイール展・覧・車

観覧車の下半分は展示館の中に入っていて
そこをゴンドラが通過する際、色々な展示が…。
そして空中部分から見下ろした万博会場全景がこれ↓
展・覧・車から会場を見おろす広い…。

続いて向かったのはJR東海館。これまた、企業パビリオンゾーンAにあります。
JR東海が未来技術の展覧会たる万博に出展するモノと言えば
言わずもがな、リニアモーターカーです!
館内ではリニアモーターカーを解説する3Dムービーを上演していた上
何と!リニアモーターカー営業試験車両の実寸モックアップが!!
もちろん、この車両の中も閲覧する事ができ
一足先に“未来の鉄道”を体感させて頂きましたよ★☆★ (^ ^)
JR東海館MLX01-1
JR東海館

展示館の前にババーンと
リニアモーターカーが鎮座!
その車両、MLX01-1の中にも入れます。
車内で撮った座席の様子が右の写真。
やはり、新幹線と言うよりも
飛行機の機内に近い雰囲気でしたね。

で、この他に企業パビリオンゾーンA近辺には…
グローバル・トラム
グローバル・トラム

会場を一周する回廊“グローバル・ループ”上を
乗合バスのように周回している電気自動車列車。
北ゲート前にバス停がありました。
まぁ、普通に歩けば良い話なんで
私は乗りませんでしたが(爆)
ワンダーサーカス電力館
ワンダーサーカス電力館

電気事業連合会のパビリオン。
日本や世界の風物を展示していました。
壁面には子供が描いた絵を大きく展示し
確かにサーカスのような賑やかさでした。
FM LovEarthサテライトスタジオ
FM LovEarthサテライトスタジオ

旅行中、ずっと車中で聴いていた
万博期間限定ラジオ、FM LovEarth。
万博ラジオですから当然ここにスタジオが。
番組内容と言い選曲と言い、
かなりツボにハマッた良いラジオでした♪
IMTS
IMTS

所定の周回コースを走る
完全無人運転バス。さすが世界のトヨタ…。
IMTSとは、Intelligent Multimode
Transit Systemの略だそうで。
何やら植物の種を思わせる車体デザインは
“愛・地球博”のコンセプトに合わせたから?
全部のパビリオンを見るなんてのは、物理的に無理です。
見るものを厳選して動かないといかんので、
企業パビリオンエリアはこれで撤収。
と言う事で、会場の一番奥まで進み
そこから徐々に引き返してくる作戦を発動(謎)
IMTSに乗って、グローバル・コモン4エリアにひとっ飛びです!
IMTS車窓
IMTS車窓

IMTSは複数台で車列を作って走行します。
窓辺から、先行する車両を撮影。
乗り心地は、まぁ普通にバスなんですけど
天然ガスエンジンだし、路線バスより小型なんで
振動がないスムーズな感じでしたねー。

グローバル・コモン4
グローバル・コモン4

グローバル・コモン4は
主に東欧・北欧諸国の展示館が並びます。
写真右端の茶色い建物がチェコ館
左側に並んでいるのは
イギリス館・オーストリア館・スイス館。
愛知万博最大の目玉と言われていたのが
シベリアの凍土から発掘されたマンモスの標本。
何でも、氷浸けになっていたおかげで肉が腐敗せず
かなりの体組織がそのまま残っていたとかで
万博に来る人は皆それがお目当てで大行列…だったんですが
正直、それもオイラは興味ない (^ ^;
だってさぁ、標本って言っても頭の部分だけなんだよ?
特に触われるとか、いっその事マンモス料理が食べられるとか
そういうのなら行ってみる気にもなるけど
ただ単にマンモスの頭が見られるってだけなら別に…。
むしろ、ロシア館には骨格だけだけど
マンモスの全身標本が展示されてるって言うので
そっちを選択!で行って参りました。

ロシア館
ロシア館(1) マンモス全身骨格標本ロシア館(2) コスモプラン オービター
で、これがロシア館のマンモス標本。結構大きいので
上手く写真に納まるようなアングルを探すのに苦労しました(笑)
やっぱ頭だけより全身の方がいい…。
お隣はコスモプラン オービター。
ロシア版スペースシャトルといった還流形有人宇宙船。
まぁ、この計画がどこまで進行していたのかはわからないんですが
せっかくの万博だから、面白そうな物は何でも展示してくれぃっ!って感じでした(爆)

ちょっと早めの昼食をはさみつつ
(ピーク時だと多分混雑で食事にありつけなさそうw)
グローバル・コモン4では他にイギリス館を見学。
イギリス館(1)
イギリス館

ガーデンアートを主題とした展示で(さすがイギリスっ)
←の作品は間仕切りの壁を額縁にして、庭を絵画に見立てたもの。
下は、わざと朽ち易い石を用いた
“風雨で日ごと風化するモニュメント”(何てシュールな…)
イギリス館(2)

グローバル・コモン3
グローバル・コモン3

続いてグローバル・コモン3へ移動。
こちらも主にヨーロッパ諸国の展示館群。
イタリア館、目立つなぁ…。
欧州諸国の展示も気になるんだけど、ここで向かったのは
EXPOエコマネーセンター。万博開催に合わせて、全国各地で
エコマネー制度がもてはやされていた頃だったので
嫁さんが今まで貯めたエコマネーポイントを還元するためにやって来ました。
…ま、オイラはあまり関係ないっちゃぁ関係ない話なんですが(爆死)
走行するグローバル・トラム
グローバル・トラム

と思ってたら、グローバル・トラムがやってきました。
ふ〜ん、こうやって走ってくるんだぁ…。
と言うか、台風ホントに来るのかよ?
カンカン照りのいい天気なんだけど??

踊る指南鉄塔
踊る指南鉄塔

長久手愛知県館(愛知県パビリオン)前に設置されている
可動式鉄塔。宇宙ステーションで使われている
「可変形状トラス技術」を地上で初めて活用したもの。
愛知県館の中には入りませんでしたが、やたら目立ってました (^ ^;

指南鉄塔を横目に見つつ、やってきたのは長久手日本館。
名前の通り、日本政府の展示館です。
ここも人気のパビリオン。他の人とは微妙に趣味の違う我が家(苦笑)も
このパビリオンは見てみたいと思ってました。
幸い、お昼時なので行列は(やや)少なめ。うん、計算通りのスケジュール!
20分ほど並びましたが、中へと突入。こちらの展示は
戦後日本の経済復興と環境保全を絡めたお話。
そして、クライマックスには360°全周に展開する立体映像!!!!
これが目玉で、人気が集中しているんです。
で、見てみましたよ。凄いですよ。驚愕ですよ。
撮影不可だったので写真は残ってませんが、
確かに360°、隙間なく立体映像に包まれます!
いやはや、これはビックリだ!!
完全に映像空間の中へと包まれてしまってます★
万博の展示、いろいろありましたが
文句ナシにダントツでここが1番素晴らしいものでした〜♪
長久手日本館と名古屋市パビリオン
長久手日本館と名古屋市パビリオン

並木に隠れて見難いんですが
左側、小山が並んだような
屋根をかぶせているのが長久手日本館。
(建物大きすぎて、全景では入りませんw)
右側の高い塔は、名古屋市パビリオン。
日本の塔「月」
日本の塔「月」

名古屋市パビリオン「大地の塔」の前に置かれている
日本情緒を表現したモニュメント。
三日月のような容はもちろん、
モノトーンな色合い、「雪月花」といった感じの図柄、
月の使者を思わせる人形、全てが
“月を連想する日本感”を表しています。
名古屋市パビリオンは、また後ほど…。

こいの池とグローバル・ハウス
こいの池とグローバル・ハウス

先ほど、ちょっと早めの昼食を摂りましたが
歩き続け&酷暑に参って、一休みする事に。
チビ助はとっくにお昼寝中ですし(笑)
こいの池の向こう側へ行って
飲食店が並ぶグローバル・ハウス近辺へ向かいます。
刀削麺実演
刀削麺実演

冷凍マンモスを見る人の行列がとぐろを巻く
グローバル・ハウスの脇、さくらんぼソフトクリームを売る
出店があったので、それを注文。その隣に目をやると
刀削麺(とうしょうめん)の実演販売が…。
麺生地の塊から刀を使って細い麺を削り出す
独特の中華麺、初めて目にしました。
さすが世界規模のイベントだ(驚)っつーか、
出店で出すモンなのかね刀削麺って? (^ ^;

さて、一休みした所で再び行動開始。
グローバル・ハウスから南へ進み、森林体感ゾーンのど真ん中へ。
見えてきたのは、万博最大の呼び物…
さつきとメイの家
さつきとメイの家

映画「となりのトトロ」に登場する
さつきとメイの家を完全再現!
誰しもが見てみたいと思うこの展示は
残念ながら、抽選入場制。事前に申し込んで
当選した人だけが入れるというもの。
残念ながら、ウチはハズレ… (T_T)
という事で、周回歩道の上から眺めるだけでしたが
さつきとメイの家、だいぶ作り込んである様子は伺えました。
森の中を抜け、再びセンターゾーンへ戻ります。
水と緑のパビリオン
水と緑のパビリオン

グローバル・ループ沿いの展示で涼を…。
それにしても暑い。台風なんか全然来やしない!
まぁ、みんな台風を避けたらしく
この日の人出は開催期間後半では
劇的に少なかったとの事。
おかげで、どこも空いてて良かった!!
予想していたより、かなり時間を節約できました。
台風ありがとう〜(え?w)

グローバル・コモン2
グローバル・コモン2

主に北米・中米・南米諸国の展示館が並ぶ
グローバル・コモン2。
ここでは、国連館とかに入って
記念グッズとかを手に入れたんですが
皆さんに紹介したいのは、これ↓
40cmソフト
40cmソフト

カナダ館の前の売店で売っている
全長40cm(!)の巨大ソフトクリーム。
いやはや、マジで長いよこれ…。
しかも、炎天下だから食べる前に
どんどん溶けていく〜! (><)ウヒャー

グローバル・コモン2の北側にやってくれば
そこはアジア諸国の展示館が並ぶグローバル・コモン1。
今まで、割と外国館は飛ばして見てきましたが
このあたりは面白そうな(しかも空いている)展示館が多め。
とりあえず、片っ端から入ってみましょうか!
インド館
インド館

中に入れば、インド伝統の装飾品や
仏教観に基づいた歴史紹介の展示が。
結構良い展示だったんですが
かなり空いてましたねぇ? (^ ^;
ネパール館
ネパール館

こちらも中には煌びやかな装飾品が並び
ネパール伝統文化が紹介されてました。
カザフスタン展示 カザクーウィ
中央アジア共同館

ウズベキスタン・カザフスタン・キルギス
タジキスタンの4ヶ国共同館。写真にあるのは
カザフ独特のゲル・カザクーウィとタジクの仏陀涅槃像。
タジキスタン展示 仏陀涅槃像
スリランカ館(2) ロイヤルミルクティー沸入実演
スリランカ館

インド洋に浮かぶ宝の島・スリランカからは
彫金の作工実演や宝石の研磨実演など、面白いもの満載!
スリランカ流のロイヤルミルクティー沸入には思わず歓声が…。
スリランカ館(1) 彫金作工実演
パキスタン館
パキスタン館

インダス文明発祥の地、パキスタン。
展示館の中には“いかにも”と言った物が並んでます。
さすがにバテてきたんで、軽く流し見をしたくらいでしたが
じっくりと見れば、ハマるんでしょうねぇこういうの。
イラン館
イラン館

イラン館の中でしばし休憩。
館内にイランの町並みを再現し、
まるでかの国に入り込んだような気分です★

モリコロトピアリー
グローバル・ハウス前

グローバル・コモン1をひと通り見て
グローバル・ハウス前にやって来ると
モリゾーとキッコロのトピアリーがお出迎え♪
だんだん、日が西へ傾いてきました。

うっすらとライトアップが目立つようになってきた頃、
やってきたのは名古屋市パビリオン「大地の塔」。
先ほど見物した長久手日本館の隣にあるパビリオンです。
音具
音具

名古屋市パビリオンの野外展示物、音具(おんぐ)。
風車と木琴を合体させ、風の流れで
旋律のない不思議なメロディーを奏でます。
ちなみに、写真を見れば判るように
風は吹いていても、雨なんか全然降ってません。
こうなりゃ、晴れ男の意地にかけて
今日はこのまま降らせないぞ!
「大地の塔」の中身は、巨大な万華鏡!
世界最大の万華鏡を覗き込むのは、まるで宇宙空間に居るような感覚で…
大地の塔
大地の塔

高さ47mの塔、その底辺から
天井を見上げれば、一面の万華鏡。
プラネタリウムを見ているような…。
切り絵灯籠
切り絵灯籠

これまた名古屋市パビリオンの野外展示物、切り絵灯籠。
市民から募集した切り絵を燈籠にしたもの。
日が沈んだこの時間、燈籠に明かりが燈されて実に幻想的…。
このタイミングを見計らって、昼間には来なかったんです (^ー゚)b
向こうに見える山は、長久手日本館の屋根。デカい…。

さて、時計の針は午後6時を過ぎてすっかり夜の気配。
何だかんだで、12時間近く万博会場に居座ってます(苦笑)
でもまだまだ見るものがある!という事で
今度はグローバル・コモン6に突撃です〜!
カンボジア館(1) 外観カンボジア館(2) アンコール遺跡模型
カンボジア館(3) パビリオン内
カンボジア館

グローバル・コモン6は東南アジアとオセアニアの国々。
中でも目を惹いたのがこのカンボジア館。
闇に浮かんだ建物には、カンボジアの代名詞である
アンコール・ワットの姿、そして館内には
アンコール遺跡の超精密模型がっ!これは凄い!!

万博会場夜景
万博会場夜景

さて、すっかり夜の闇に覆われた万博会場。
それでもまだ人はいっぱい!光もいっぱい!!
営業は22時まで続きますが、さすがに疲れたので
そろそろ撤収する事にします…。
企業パビリオンゾーンB
企業パビリオンゾーンB

朝、すっかりパスした企業パビリオンゾーンB。
手前にはガスパビリオン、奥には日立グループ館と
トヨタグループ館が並びます。
せめて最後に夜の風景を撮影するだけでも、と思い
やって来ましたが…やっぱり凄い混雑ぶり(爆)
という事で、長々と滞在した万博会場を後にして
来た道と同じく、リニモと愛環で宿へ帰ります。
帰り道は疲れ果ててぐったり、しかも土産物まで抱えて
新上挙母駅まで来た頃には…家族みんな動けない (T-T)
駅から宿までは徒歩10分ほどなんだけど、仕方がないので
オイラが車を取りに戻り、全員を回収する事にしました。
子供と嫁さんを駅で待たせ、疲れた身体に鞭打って宿へ。
まぁ、台風が来ると言いつつ結局は降らなかったし
オイラの晴れ男ぶり、もはや神業だな…と油断した瞬間、
―――降ってきやがった!
おいおい、気を緩めると降ってくるなんて
こりゃマジで念力なのか、オイラの晴れ男パワーは?! (^^;
ようやく宿に着き車に飛び乗ったものの、もうずぶ濡れ。
それでも何とか家族を迎えに行き、長い一日が終了。
もちろん、駅舎の中に居た嫁さんたちは全然濡れてませんでしたよ(苦笑)




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