陸奥国 八戸城

八戸城角御殿表門

所在地:青森県八戸市内丸

■■駐車場:  あり■■
■■御手洗:  あり■■

遺構保存度:★■■■■
公園整備度:★★■■■



盛岡藩南部本家から分離独立した八戸南部藩2万石の居城でござる。
八戸市役所裏手の本丸跡は三八城公園となっておりまする。
市役所表側には角御殿表門が現存。全国的にも珍しい大規模棟門で
青森県の重要文化財に指定されてござる。


現存する遺構

角御殿表門《県指定重文》







陸奥国 根城

根城本丸主殿

所在地:青森県八戸市大字根城

■■駐車場:  あり■■
■■御手洗:  あり■■

遺構保存度:★★■■■
公園整備度:★★★☆



「ねじょう」と読み申す。1334年(建武元年)、南部師行(もろゆき)が築城。
師行は奥州南朝方の中心人物で、勢力はほぼ青森県全域に及んでござった。
南北朝戦乱でははるばる畿内まで出陣。
が、1338年(延元3・暦応元年)に和泉国石津(大阪府堺市)で戦死してしまうのでござる。
その後南朝方が劣勢になったこともあり、次第に根城南部氏は衰退。
江戸時代にはいり1627年(寛永4年)、遠野へ移封となり申した。
現在の根城は発掘調査が進み、掘立柱建物跡354棟・竪穴建物跡82棟や
門・塀・柵の跡などが確認されてござる。この調査を元にして
安土桃山期の本丸主殿・馬屋・納屋・倉庫などが復原されてござる。
中世城館の姿を目の当たりにできる施設となってござる。


現存する遺構

堀・郭群
城域内は国指定史跡




浪岡城  三戸城