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青い空に真っ赤な和傘。
瓦葺の商家には暖簾がはためきます。
ここは京都?と思いきや、
蔵の町・川越での1枚。
2010年9月26日撮影 |
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そんな川越のシンボルと言えば時の鐘、
江戸時代から時を告げていた鐘撞堂です。
ほのかに秋が見え隠れする晩夏の空に
高く高く突き刺さる如く、
勇姿を誇り続けています。
2010年9月26日撮影 |
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冬枯れの季節、山の麓にポツンと立てられた1本の柱。
その先端には御幣が掲げられ、足下には聖なる注連縄が。
そう、これは神宿る御神木。勇壮な御柱祭で有名な
諏訪大社の御神体です。こちらは上社前宮一之御柱。
長閑な山里の風景は、まるで江戸時代そのもの。
そしてもうすぐ、厳しい冬がやって来ます。
2010年11月28日撮影 |
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♪天上影は 替わらねど 栄枯は移る 世の姿
写さんとてか 今もなお 嗚呼荒城の 夜半の月♪
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土井晩翠作詞「荒城の月」の一節。
夜半に光る月は竹田城にぼんやりと影を作り出し
古も今も替わらねど、眼下には高速道路の明かりが輝き
築城から400年の栄枯盛衰を写し出しています。
2011年5月21日撮影 |
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♪いま荒城の 夜半の月 替らぬ光 誰がためぞ
垣に残るは たた葛(かずら) 松に歌うは ただ嵐♪
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これも土井晩翠作詞「荒城の月」の一節。
朝の光が差す直前、名城には誰も居なくとも
石垣に這う蔓草や風に耐える松の木が
今日も静かに生命の歌を囁いている。
2011年5月21日撮影 |