1995年2月 九州旅行

旅行期間:1995年2月18日(土)夜半出発〜2月25日(土)午前帰着

主な滞在地
2月19日(日):名神高速大津SA・京都市内各所
2月20日(月):熊本市内各所・阿蘇山周辺
2月21日(火):高千穂・宮崎市周辺・鵜戸神宮
2月22日(水):都井岬・桜島・鹿児島市内各所
2月23日(木):池田湖・開聞岳・長崎鼻・関門海峡
2月24日(金):秋芳洞・秋吉台・萩・津和野
九州旅行行程地図


父・母・妹と、一家そろって旅行好きなかすこば家。
旅に出るなら何処であろうと何であろうと行く気になる家族なのでござる。
今時、家族でゾロゾロと団体行動する家庭も珍しいが、そんな事はお構いなしで
どうせ行くならドーンと遠出してやろうと、九州までの家族旅行をブチ挙げた。
茅ヶ崎ではまだ真冬の真っ只中という2月下旬の18日夜に出発し
東名高速厚木ICから夜間行軍の車を飛ばし、九州へ向かう。
関ヶ原や伊吹越えは路面が凍結しているかな?という心配も杞憂に終わり
とりあえずその日は琵琶湖を望む名神高速大津SAで仮眠を取った。
(って言っても、深夜だから景色なんか見えないけどね (^^; )

翌朝はいきなり高速を下りて京都市内を観光。
あれ?九州じゃなかったの??と言うツッコミが聞こえてきそう…。
どうせ九州まで移動するのはかなりの時間がかかるから
ついでに途中下車で京都観光って事なんですよ。
朝6:30、京都でも一二を争う有名処の清水寺を拝観する。
日本を代表する観光地である清水寺と言えども、超早朝では流石に誰もいない。
この優越感はクセになりそう♪真冬の寒さも気にならないッス。
続いて向かったのは同じく東山の観光地、慈照寺(じしょうじ)。
え?慈照寺ってどこかって?銀閣寺の事ですよ。
室町幕府8代将軍・足利義政が創建した東山山荘が寺となり
有名な銀閣から一般に銀閣寺と呼ばれているものの、
正式名称は慈照寺と言います。ちなみに、銀閣と言うのも通称で
慈照寺の観音殿(かんのんでん)が正しい呼び名でござりまする。
国宝 銀閣
国宝 銀閣

銀閣寺を訪れたのも
まだ早い時刻だったが
もう人出が増えてきた。
う〜ん、恐るべし京都の観光客…。

京都市の中心街を避けて、東山から北山へ移動。
銀閣の次は、やっぱり金閣。
金閣というのも通称で、本来は鹿苑寺(ろくおんじ)の舎利殿(しゃりでん)。
金色に輝く建物も見事だけど、拙者は庭園もお気に入り。
静かな池の水、美しく山を覆う緑の苔、春へと芽吹く木々。
人の造った庭園なんだけど、自然に溶け込んだ感じが心地良い。
清水、銀閣、金閣と京都の三大名所?を制覇したので
昼食を摂れる場所を探しがてら、続いては嵐山へと向かった。
嵐山と言えば渡月橋。そしてその脇にあるのが天龍寺。
室町時代初頭、南北朝の争乱を戦った足利尊氏が
宿敵であった後醍醐天皇の霊を弔うために創立した寺でござる。
こちらも広大な庭園が有名な京都屈指の観光地。
後ろに控える嵐山の山並みを借景にした名園として名高く
国の特別名勝に指定されている。
国史跡・特別名勝 天龍寺
国史跡・特別名勝 天龍寺

日本を代表する名園・天龍寺庭園。
広大な庭園は時間を忘れるほどに
雅で美しい姿を今に残している。
もちろん、写真の庫裏など建物も立派だ。

そろそろ陽が傾く時刻になってきたので
京都観光を切り上げ、九州への移動に取りかかる。
東寺の眼前を通り過ぎ、少々名残惜しい京都の町を後にして
名神高速京都南ICへ。そこから夜通しの運転で
中国自動車道・関門橋・九州自動車道と進んで行く。
翌日はいよいよ!熊本の町を散策でござる。



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