2014年7月 VSE乗車

旅行期間:2014年7月24日(木)

主な滞在地
7月24日(木):小田急ロマンスカー・三鷹車両基地・KITTE東京
VSE乗車行程地図


夏休みのレジャー。「ロマンスカーの展望席に乗ってみたい」と言う話になり
でも切符は争奪戦だから、そう簡単に先頭列の座席は取れないだろうなぁ…と
ちょっと悩んだ6月の事。小田急のHPを研究し(ロマンスカーの座席はHPで予約なのね)
やっぱり最前列は瞬殺…いや待て、同じ展望席なら最後列でも良い筈。
後端の座席なら、割と余裕を見て取れそうだ!と気付いた次第。
そんな訳で、お目当ての列車の座席を家族分見事に確保成功!
斯くして今回は「ロマンスカーに乗るのが目的」乗り鉄の旅です。

JR東日本 E231系 東海道線
JR東日本 E231系 東海道線

と云う事で、まずは小田急線に乗るために
我が家から小田原駅へ向かいました。
新宿からの列車に乗るのでも良かったのですが
それだけではなく、他の予定も考えていたため
小田原から新宿へ向かう上り列車を選択。
小田原駅にて

ホームを見下ろす駅舎通路からは
目線の先に小田原城
毎回、ここから撮ってしまう定番のアングル(笑)
小田原駅にて
小田急電鉄 30000形ロマンスカー EXE
小田急電鉄 30000形ロマンスカー EXE

小田原駅ではEXEにも遭遇。
でもこの列車に乗る訳じゃありません。
EXEには展望席ありませんしねぇw
小田急電鉄 1000形 レーティッシュ塗装

小田急線の中でも、小田原〜箱根湯本間を走る
普通列車は、箱根登山鉄道との協調感を表し
赤色(レーティッシュカラー)に塗装されています。
さぁ、これに乗って箱根湯本駅まで向かいます!
小田原駅にて

と、いう事で「上り」ロマンスカーの始発駅である箱根湯本駅までやって参りました。
箱根登山鉄道 1000形「ベルニナ」号
箱根登山鉄道 100形

箱根湯本駅にて

箱根湯本駅は箱根登山鉄道の始発駅。
1000形「ベルニナ」号が出発したら
向こうのホームには古参の100形が鎮座。
1000形はオシャレな顔つき、100形は重厚感たっぷり♪ (^-^)
小田急電鉄 30000形ロマンスカー EXE
対する小田急線側は終着駅。
先ほど見た「EXE」が入線していましたけど
それに続いてやって来たのが50000形「VSE」
これから乗るロマンスカーです!
小田急電鉄 50000形ロマンスカー VSE
ODAKYU ――― SUPER EXPRESS 50000

2014年当時、VSEは小田急の最上級車種!
小田急自慢の豪華特急でした★
どうせ乗るなら“憧れの豪華列車に!”(笑)
小田急電鉄 50000形ロマンスカー VSE
小田急電鉄 50000形ロマンスカー VSE 電光掲示板(英語表示) 小田急電鉄 50000形ロマンスカー VSE 電光掲示板(日本語表示) 小田急電鉄 50000形ロマンスカー VSE
電光掲示板が乗車する列車名の表示に。車掌さんも、何やら出発前の作業中。
箱根登山鉄道 2000形「サン・モリッツ」号

箱根登山鉄道でも、
何やら乗務員さんが作業中。



 そしてマニアックに、
 VSEの連結部も撮影(爆)→
小田急電鉄 50000形ロマンスカー VSE
小田急電鉄 50000形ロマンスカー VSE 小田急電鉄 50000形ロマンスカー VSE
「VSE」と言うのは“Vault Super Express”の略。
室内の天井が独特のアーチを描き、解放感のある空間を作り出している“ヴォールト様式”だから。
さぁ、その車内に乗り込みます!
ブルーリボン賞プレート
VSE車内

VSE車内

↑これがその車内天井!
間接照明も入って、非常に優雅&ゴージャス!
普段は通勤列車しか乗らないので、気分アガります (^-^)
ブルーリボン賞と言うのは、鉄道友の会(日本最大の鉄道愛好家団体)が毎年選定している
「その前年に新しく営業を開始した最優秀人気車両」に贈られる賞で、2005年に登場したVSEは
2006年に受賞し、その記念プレートが車内に掲示されています。最優秀賞〜♪素晴らしい!

そんな訳で、予約した「最後列席」に着席。おぉぉぉぉ、これがあのVSE展望席かっ!!!
カメラを窓際に置き、ここは一発“動画撮影”を決め込んでいざ出発進行!
VSE 箱根湯本駅〜小田原駅ダイジェスト動画


――― 一応、車窓風景の解説 ―――

湯本駅を出発すると、しばらくは国道1号線を並走。箱根湯本の温泉街が遠ざかっていき、
入生田(いりうだ)駅では先に入線していた新鋭ロマンスカー・60000形「MSE」とすれ違います。
風祭(かざまつり)駅でも同様にレーティッシュカラーの1000形と列車交換。この付近は
箱根駅伝の小田原中継所なので、神奈川県民でなくとも“見たことある”風景では?
箱根板橋駅では古参のロマンスカー・7000形「LSE」と行き違い、この区間で
唯一のトンネルである小峰隧道(小田原城大外郭で有名なあの「小峰」です)を
後ろ向きで抜けると、壁面にある蛍光灯がまるで宇宙空間に飛び去っていくかの如くで
さながら銀河鉄道の気分。トンネルが明けると、左手に小田原城天守が登場。と同時に
何ともタイミング良くJR東海道本線を251系「スーパービュー踊り子」が疾走。
図らずも小田急とJRの展望特急が小田原城の目の前で交差しました。
興奮冷めやらぬまま、留置線に停められていた3000形の前を過ぎた所で
小田原駅のホームに入線していきます。ところどころで三線軌になっている点にもご注目を。

小田原駅を出発した後は、様々な列車とすれ違いながら新宿へ向かいます。
1000形 N700系
1000形の通常塗装が左に見えたと思ったら、右上には…あっ新幹線!(笑)
箱根登山電車 新型車両記念弁当
時刻はちょうどお昼時。あらかじめ用意しておいた駅弁で
景色を見ながら優雅な昼食…。当時、箱根登山鉄道で
新型車両が登場したばかりだったので、その記念パッケージ。
小田急電鉄 7000形ロマンスカー LSE

小田急電鉄 3000形

VSE 車内案内表示
後ろ向きで景色が流れていくのは、むしろ余韻と郷愁感が増して良いのかも。
小田急電鉄 30000形ロマンスカー EXE
そして再びのLSE、更にEXE、3000形。
過ぎ去っていく列車を展望席から見るのはちょっとした優越感w
小田急電鉄 8000形
8000形ともすれ違い〜★
やっぱりね、白地にブルーの帯が小田急らしさの定番ですよ (^-^)
VSE 車内販売ブース
ここらでちょっと車内を探検。
車内販売ブースでは軽食やお土産が。
っつーかね、このカウンターがもうオシャレやねw



ウチらが座った
VSEの展望席がこちら→
VSE 展望席
小田急電鉄 60000形ロマンスカー MSE JR東日本 E233系2000番台
またもやMSE。それにJRから小田急線に乗り入れてくるE233系2000番台。
こういう列車が見えてくると、終点の新宿駅はもうすぐ…。

乗り始めた時は、新宿までのんびり優雅に楽しむつもりだったのに
何だかあっと言う間に過ぎた乗車時間…あぁ、時間が過ぎるのが早いわ (TヘT)
VSE 展望席
小田急電鉄 50000形ロマンスカー VSE
斯くして、終着の新宿駅に到着し(てしまい)ました。
存分に堪能させて頂いた展望席ともお別れ…。
ありがとう!楽しかったよ〜!
↑ちなみにこの座席は我々が座った席ではなく「先頭車両」側。
グラスが置きっ放しだけど、ウチらじゃありませんので念のため。
(こういう注意書きしとかないと、最近はすぐに炎上するので…ヤだヤだ)

新宿駅にて

さて、ロマンスカーに乗るという本日の目的は達したので
後は特にやる事も無く帰るだけ…なんですが、さすがに
これだけでは味気ない。もう少し何か“追加のネタ”を
用意したいと思い、中央線に乗る事としました。
JRの新宿駅と言えば、信州方面への玄関口。という訳で、
中央線ホームではE351系「あずさ」が待ってました。
まぁ、これに乗るのではなく普通列車に乗るのですがねw
新宿駅にて

んで、やって来たのは三鷹駅。その隣にあるのが…
JR東日本 三鷹車両センター 電車がいっぱ〜い! (^-^)
JR東日本 E257系 JR東日本 E233系 中央線 JR東日本 E257系 特急「あずさ」
JR東日本 E231系
JR東日本 三鷹車両センター

繋留されている列車、
その傍を通り過ぎていく列車、
色々と楽しめる、なかなかの穴場です。

三鷹から再度新宿方面へ戻り、そのまま中央線の終点である東京駅へ。
三鷹から自宅へ帰るには、八王子へ抜けて相模線に乗るか
新宿から湘南新宿ライン、東京から東海道線という三択なので。
最短なのは湘南新宿ラインだけど、ちょっと東京駅へ行ってみたくて。
KITTE丸の内
KITTE丸の内

この前年、2013年に東京駅の目の前に開業した
新しい商業施設。東京中央郵便局の建屋に
組み込むように高層ビルを入れ、その内部が
ショッピングモールになっているものです。
新しいショッピングモールをちょっと見てみようと、東京駅に“寄り道”した訳です (^ ^;
ちょっと一休み… KITTE内部 額縁に見立てて
夏の一日、動き回ったので一休み…。そして窓枠を額縁に見立てて東京駅の赤レンガ駅舎を撮影。
額縁ナシだとこういう感じで→ 赤レンガ駅舎

赤レンガ駅舎越しの新幹線 赤レンガ越しの新幹線でお別れです (^o^)/~~~



◆◇◆ あこがれの 豪華列車に 夢心地 夏雲の下 時を忘れて ◆◇◆




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