2008年8月 銚子いい旅
旅行期間:2008年8月31日(日)
主な滞在地
8月31日(日):
ハーブガーデンポケット・銚子電鉄各駅
犬吠埼・地球の丸く見える丘展望台
8月ももう終わりだなぁ…という最終日。数日前に銚子の観光名所を
紹介していたTVの旅番組に触発され、ウチらも行って見ようと
軽〜く思い立ち、のんびりとドライブに出発してみた。
どうせ急ぐ旅ではないので、本当にのんびりと出掛けたのだが
思ったより、神奈川から銚子って遠いのね(爆)
(そりゃまぁ、関東平野の西から東の果てへ行く訳なのだからw)
首都高を抜け、東関道を抜け、何だかんだで銚子市内に入ったのは
はぼお昼時。とりあえず銚子駅まで辿り着いたものの、
昼食どうする?やっぱり魚関係がいいよね?じゃぁ漁港の方か?と
考えているうちに更に時間は過ぎていくワケで (^ ^;
子供達を銚子電鉄の小さな電車に乗せてあげようというのが
今回の旅の目的だったんで、とりあえず駅に居るんだから
乗っちまおう!という事にしつつ、海に近い所に食事処もあるだろうから
その近辺の駅で下車して、そのまま定食屋にでも直行できるようにしようと考え
子供2人を嫁さんに預け銚子電鉄に乗車させ、オイラ1人は車で下車駅に向かい
そこで再び合流し、魚料理の店に移動する段取りに決定。という訳で
3人は駅の改札の中へ消え、オイラは車で西海鹿島駅に先回り。
あとで嫁さんから聞いた話だと、ちょうど乗車した電車が
某「桃太●電鉄」とコラボしたラッピング電車だったそうで
上の子は面白がっていたものの、下の子は不気味に感じたらしく
泣き叫んであわや乗車拒否寸前だったそうな(苦笑)
確かに、小さい子ってああいうキャラクター物が肌に合わないと
猛烈に逃げ回ったりするよねぇ。そんな騒ぎは露知らず、こっちは
銚子市街地の渋滞にハマり、なかなか車を回せず四苦八苦。
結局、1時近くになってやっとお食事タイムになりました。
まぐろ丼!
という事で、やっぱりこれっきゃないでしょ!
美味でございます〜♪ (^-^)
腹ごしらえも済んだ事で、改めて銚子市内をブラブラと移動。
近くにある植物園(と言うのか?)ハーブガーデンポケットに立ち寄り
季節の花を愛でたり、その後は定番でやっぱり犬吠埼へ向かったり。
犬吠埼灯台
8月最終日、蒸し暑くて雲の多い日でしたが
時折、晴れ間も見えてドライブするにはまずまず。
銚子電鉄をもう少し楽しもうと、犬吠駅に着いたのが午後2時半。
関東の駅百選にも選ばれた駅で、銚子電鉄の駅ではかなり大きな方です。
構内にはお土産物屋もあり、銚子電鉄の営業を支えている有名な
ぬれ煎餅が大量に売られていました!
関東の駅百選 犬吠駅
駅前にある廃車は、当時カフェとして
営業していた店舗。駅舎のタイル絵が
“百選”の選考理由だったそうですが
数年前、リニューアル工事をして
このタイル絵は消されてしまったとの事。
カフェの廃車も撤去され、ちょっと残念。
※ちなみに、ぬれ煎餅のお話ですが
銚子電鉄は極端な赤字ローカル線で、鉄道営業での収入では
会社存続が成り立たなくなっていた状態だったんですが、
何とか観光路線として集客すべく、独自に土産物の生産販売を開始。
そこでぬれ煎餅を売り出した所、大ヒット商品になり
今や会社の収益を一手に支えているそうです。
犬吠駅にて
買い物したり、電車の写真を撮ったり、犬吠駅でひとしきり楽しんだ後
そこから程近い地球の丸く見える丘展望台へ移動。小高い丘の上にあって
周囲を360°、つまり丸〜く見渡せる展望台です。当然、犬吠埼や太平洋が
一望の下に見渡せる、気持ちの良い眺望が広がっておりまして…
屏風ヶ浦
銚子市の南岸に連なる浸食崖。
東洋のドーバーと言われる程
迫力ある崖が続いていますが
そんな景観も、展望台から丸見え。
帰宅する前にもう1回、電車に乗りたいという上の子の要望に応え
やってきたのは観音駅。下の子はどうしても桃鉄電車がイヤらしく
乗らなくて良い、と拗ねてしまったので
嫁さんと上の子だけが電車に乗車、オイラと下の子はその間
時間を潰す事に。で、近くにあった
銚子陣屋
跡の石碑を写真に撮りつつ
車で移動、一つ隣の仲ノ町駅にて待ち合わせ。この仲ノ町駅、
銚子電鉄の本社があると同時に車両基地にもなっているので
新旧とりまぜた色々な電車や機関車が「放置状態」(苦笑)
銚子電鉄 仲ノ町車庫
手前は駅のホームなので
停車しているのは運行中の列車。
その隣の線路は本来、すれ違い用の
側線なのですが、もはや車庫の一部に
なっています(笑)さらに奥にも
半分朽ち果てた車両がゴロゴロw
朝からのんびり出掛けてきて、帰りも何となくゆっくりという感じで終わった
銚子ドライブ。特にここ!というようなお目当てがあった訳じゃなく
勝手気ままに、思いつくまま動き回り、ローカル電車に揺られた旅は
何とも調子良いユルユルなものでしたが、たまにはこういうのも悪くないよね?
◆◇◆ 過ぐ夏に 電車ゴトゴト ぶらり旅 潮風もどこか 愁いを纏う ◆◇◆
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