2001年5月 諏訪松本旅情(3)

3日目の朝は清々しいほどの快晴!
昨日は苦労して宿に到着したせいもあって
建物に入るや部屋で缶詰状態になってましたが
今朝改めてロビーや庭を見回ってみると、なかなか面白い。
ヨーロッパ風の庭園にはオブジェ?のようなものが並び
思わずおバカな写真を撮ってみたりして(笑)
ホテルの裏庭には綺麗な川が流れていて、そこを散歩してみたり。
宿を発つ前に色々と遊ばせて貰いました (^ ^)♪

さて、宿で仕入れた情報によれば市街地の近くに綺麗な滝があるらしい。
んじゃ、そこ行ってみようという事で早速直行。
軽井沢の町並みを突っ切り、少々細い山道を進み
本当にこの道で合ってるのか?と悩みつつ分け入って行くと
突然、だだっ広い駐車場が現れた。どうやらここが滝見物の駐車場らしい。
おぉ、とりあえず道は間違ってなかったとひと安心し
ここからは徒歩で10分ほど歩いていきます。
で、現れたのが千ヶ滝。水量はさほど多くなく
細い滝筋なんですが、景観にマッチしていて何ともスマートな姿。
ちゃんと滝見台まで設けられていて、見物しやすくなってます。
軽井沢ってついつい旧軽井沢の町並みや高原リゾートの設備ばかりに
気をとられてしまいがちですが、こういう自然の造形美も良いもんですね。
千ヶ滝
千ヶ滝

結構な高さのある直瀑。
滝の目の前まで近づけるので、
思う存分、マイナスイオンに癒されます。

千ヶ滝沿いの道をそのまま北上、国道146号線を経由して群馬県へ入ります。
次にやってきたのは浅間火山博物館に隣接した浅間園。
日本有数の活火山・浅間山を目の前に控え、浅間山の詳細なデータを
紹介している火山博物館も良いのですが、やはり目立って興味を引くのが
浅間園の鬼押し出し!見るからに痛そうなゴツゴツとした溶岩が
浅間山麓で荒涼とした景観を生み出し、火山噴火の凄さを物語ります。
見渡す限りの風景が、こうした溶岩で埋め尽くされているんです。
これだけ広い範囲に溶岩が流れるなんて、
浅間山の噴火って本当に凄まじかったんですね。
再びこうした大災害が起きないのを祈るばかりです。
鬼押し出しと浅間山
鬼押し出しと浅間山

浅間山から流れ出た溶岩の痕跡を
鬼押し出しと呼びますが、本当に
鬼が襲ってきたような、恐ろしげな光景です。
日本の山は荒々しく生きているんですねぇ。

軽井沢近辺の締めと言えば、白糸滝。
浅間園から再びもと来た道を遡り、途中の交差点で
白糸ハイランドウェイに入って行けば、拙者が過去何度となく訪れている
千曲川源流の白糸滝に到着します。とは言え、このメンバーでここへ来るのは初なので
皆で色々と面白い写真を撮りあったりして楽しみましたよ。
滝の流れ落ちる際まで行ってみたりしてね★
こういうおバカな遊びができるのも、気心の知れた仲間うちならでは。
自然の湧水が作る荘厳な雰囲気と、友人同士での楽しい戯れ、
両方いっぺんに堪能した、春の軽井沢でございました。
白糸滝にて
白糸滝にて

水のカーテンとなっている白糸滝。
その中でも、わざと滝の端っこを
アップで撮ってみました。
水のしずくがまるで真珠のようにこぼれ落ちます。

さぁ、これにてゴールデンウィークのロングドライブは終了。
軽井沢のICから上信越道に乗り、関越道から茅ヶ崎方面へ帰ります。
帰りはやや遅くなりましたが、かなり充実した旅でございました。
何より、新車の乗り心地が良いのに大満足!
やっぱ新車は良いね、新車は… (^^)


◆◇◆ 諏訪恋いし 松本に城 山行かば 雪まだ残る 高原の春 ◆◇◆




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