★★★相州乱波の勝手放談 ★★★
#03 勝手に大河ドラマ評(〜2012)
 




私はドラマは全く見ない。「月9」だの「金10」だの、一昔前なら業界言葉だった用語が
すっかり市民権を得るくらいになって、俳優女優の人気でガンと視聴率が上がるようだが
私は全く興味ない。何故なら、ドラマの筋書きなんて端的に言えば「作り話」。
脚本家の“舌先三寸”ならぬ“筆先三寸”でいくらでもいいように変えられるし
視聴率稼ぐ為に、何だかバカみたいなお祭り騒ぎをしているだけにしか見えない。
逆にどんなに良い話でも、数字が低ければ打ち切りにされたり…。
挙句には恋愛話だった筈がコロシに走ったり、現実的に有り得ない事をしでかしたり…。
ドラマの中で、不道徳な事や非現実な事を「さも当然のように」描くもんだから
それを見るお子ちゃま達が「これが当然」なんて思い込んで
リアルに事件を起こしたりする訳で…日本の治安レベルや学力レベルが
ここ数年で劇的に低下したのって、実はこういう所に理由があると思うんだよねぇ。
「ドラマと現実を混同するなんて、あるはずない」なんて笑うのは単なる思い込みですよ。
子供の頃からそれが当たり前のように刷り込まれていたら、十分ありえるんだから!
(中東の反政府ゲリラの少年兵とか、つまりそういう事なんですから)
全く、こんなの見る必要ある?ニュース番組や教養番組の方がよっぽど必要でしょ??

冒頭から愚痴ばかりですいません m(_ _)m

こんな私が、唯一見るドラマがNHKの大河ドラマ。大河は、ほぼ全ての話が
歴史上の人物や事件を取り上げたドラマである。つまり、話は既に定まっているので
筋書きを勝手に変えるなんて事はできない。歴史的事実をきちんと踏襲しないと
話が成り立たないからだ。脚本家に求められるのは、あくまでも脚色程度であり
視聴者が見るのは、歴史的事象が「どのように解釈され、描かれるか」という事だ。
時折、劇中で「こんな見方もあったのか!」という“目から鱗”状態になる事もあるが
私が大河ドラマに期待するのは、まさにそういう点なのである。


そんなこんなを踏まえた上で、ここ数年の(私が見たものに限りますが)大河云々を。
大河でも駄作傑作がありますが(特に、当たりとハズレの差は大きいようなw)
まず…これは酷いんじゃない?と思ったものから挙げておきましょうかね?


★功名が辻(2006年)
キャストは悪くなかったと思います。キャストはね…。
とにかく、何でもかんでも主人公・一豊の功績なのにウンザリ
そんなに一豊が凄いなら、信長も秀吉も追い抜いてお前が天下人になってるよ (^ ^;
これはもう「歴史的事実を無視した」捏造ドラマだったと思います。

★毛利元就(1997年)
史実と異なる点が多かったけど話の筋はとても良かった。
出演者も納得の布陣。特に片岡鶴太郎の井上元兼は秀逸!
ただ、永井路子の原作が「戦国時代、女性だって自立していた」という点を
強調していたせいで、女性キャラが煩い人物ばかりで辟易。
強調したと言うより、出しゃ張り過ぎ!いくら何でも、あんなに我侭放題な女ばかりじゃ
戦国時代は女性だけの時代って事になるわさ (ー゙ー;あれじゃ元就いらないネー

★武田信玄(1988年)
駄作と言う訳ではありません。この作品、熱狂的なファンが多いですね。
ストーリーはまぁまぁ良かったと思います。
武田信玄ならば、知名度も高いし。躑躅ヶ崎館のオープンセットも有名になったし。
ただ、どうしても個人的に信玄を中井貴一が演じたのは受け容れられない(苦笑)
信玄が嫌いではないし、もちろん中井貴一はカッコいい!と思うんですが
「信玄=中井貴一」というのが有り得ない。生理的にダメ(そこまでかw)
信玄って、もっと恰幅が良くて、重厚感があって、恐ろしい男という印象なんだけど
中井貴一はスマート過ぎて、格好良過ぎて、二枚目過ぎて、信玄とは正反対…。
父・信虎追放の経緯もちょっと…あんな簡単に追い出されちゃうの?
反対に、中村勘九郎(当時)の今川義元と西田敏行の山本勘助は絶品だった。
白塗りの勘九郎はまさに義元そのもの、野太い声で
野武士のような荒々しい風格の勘助もイメージ鮮烈。
今でも義元と勘助はあの2人しか認めない程です。

★天地人(2009年)
これはもうとにかく酷かった。何から何まで。
北村一輝の上杉景勝、高嶋政伸の樋口惣右衛門、高島礼子の仙桃院といった
脇役(この場合、どれも準主役だけど)陣はさすがの好演だったけど
それ以外は…。だいたい、何あの髪型?みんな総髪?しかも崩してるし。
戦国時代の雰囲気まるで無し。チャラい。ふざけてるの、あの演出は?
ツッコミ所も満載。謙信の死後、春日山城の本丸占拠を考えたのは
兼続じゃなくて親父だったし(それじゃ何で兼続が主役なのよ?)
本能寺の変後に森長可(ながよし)を追撃したのは手勢を1人も連れずに将だけ?
いくら優勢でもそんな事したら返り討ちに遭うだろ!およそ将たる者のする事じゃない。
話の冒頭、上杉謙信が抜刀して丸太を真っ二つに切ると言うのも―――。
演出としては迫力があって面白かったけど、日本刀は斧じゃないんだから
そんな事したら折れるって。どれもこれも非常識極まりない。
そもそも、主役の兼続が全然活躍らしい活躍してないのに、何故か周りから
やたらと持て囃されるって…説得力なし。況や“謀将”として知られた兼続なのに
何あの清廉潔白ぶり?酸いも甘いも含めて、もっと正しい人物像で描けっての。
「愛」の兜は愛情の愛だなんて、チャンチャラ可笑しい。
一番言いたいのは「直江家(あるいは上杉家)の敵は全部卑下して描く」のが最悪
後北条氏も、徳川家康も、伊達政宗も、みんな一緒くたに“悪どい奴ら”。
戦国時代だろ?お互いの生き残りがかかって戦っている訳だろ?
相手には相手の、相応な理由があっての駆け引きだろ?
どっちが正しくてどっちが悪いとか、そういう時代じゃないっつーの!!
話の最後に何か上手いまとめがあるかと期待して、
頑張って(そう、苦痛を耐え「頑張って」)最終話まで見たけれどそれもなく
結局、この年は無駄な話に付き合わされた1年だった…という結果になりました。
上杉ファンでさえ、見る気が失せたという噂話も納得。

★江 〜姫たちの戦国〜(2011年)
いやぁ、もうこれは言う事ないでしょ?
とにかく設定から脚本から演出から、すべてデタラメだらけでしたし。
幼女時代のお江ちゃんが、信長と対等にヤり合うなんて(苦笑)
幼女時代のお江ちゃんが、馬に乗って縦横に駆け回るなんて(爆笑)
幼女時代のお江ちゃんが、母よりも姉よりも家臣よりも利発だなんて(嘲笑)
幼女時代のお江ちゃ(以下略)
恐怖の第六天魔王、信長さまがお江ちゃんにだけは何を言われても怒らないし
(あんなの、他の家臣だったら次々と手討ちだよねぇ)
お江ちゃんが家康と一緒に伊賀越え?何だそれ、その時点で死亡でしょ。
もはや時代考証や史実なんかあったモンじゃない。
「ファンタジー大河だから」っていう釈明も…何それ?単なる開き直り??
だいたい、秀吉のバカっぷりが尋常じゃない。オイラは個人的に秀吉が嫌いだけど
いくら何でもあのキャラは酷すぎる。嫌いな人物とは言え、不当に貶める描き方には
非常に腹が立った。岸谷五朗の演技に期待していただけに、あんな設定では
役不足(←これが日本語の正しい意味での使い方です)でしかない!
唯一、まともに描かれてると思ったのは市村正親の明智光秀だけかなぁ…。
天地人の例があっただけに、もはや「頑張って」見る気にもなれず
賤ヶ岳の戦いあたりで、視聴を“断念”しました(爆)
上野樹里、個人的には好きなんだけどこのドラマだけは大失敗だったねw


で、ここからは少しずつ「良かった作品」をば。


☆篤姫(2008年)
手放しで良いとは言いません。「お江ちゃん」と同じく田渕久美子の作品なので。
この人の作品、後半を盛り上げようとするあまり前半を極端に卑下しすぎ。
ミエミエの手法、「お江ちゃん」は前半のあまりの酷さだけで耐えられなくなりましたが
篤姫はギリギリ、我慢の限界前に好転したという感じ。だから正直、前半に関しては
色々と文句をつけたい作品です。篤姫(となる前の於一ちゃん)バカすぎ、非常識。
仮にも島津一門の息女があんなに壊れた空っぽな人間だなんて在り得ない。
あんなんで島津斉彬が「養女に相応しい」なんて思うか? (▼▼メ
江戸に入ってからの篤姫になって、ようやく深い話になったんで好印象に。
(あと1〜2話、バカ娘のままだったら見るの辞めてました)
そこからはまぁ、篤姫のデキる女ぶりが冴えるようになりましたが
この作品のイチオシしたい点はそこではなく、井伊直弼の描き方
これまた、憎たらしい程にイヤな独裁者として登場してきますが
そこに見え隠れする信念やブレない人物像、何よりも国政を預かる重責とかが
ひしひしと伝わってくるところに感激を覚えた次第。と言っても、これは
脚本だけでなく中村梅雀の演技力が大きかったと思いますな。
それから、大久保利通を演じた原田泰造が渋い。これは良い人選。
(原田泰造については下でも記すのでとりあえずこれまで)
兎にも角にも、主役や脚本ではなく「脇役の存在感」で救われた作品かな?

☆葵 徳川三代(2000年)
史実にかなり忠実、「初のハイビジョン作品」の銘もあって演出も豪華。
全体的に安心して見ていられた内容。ただ、最後の1〜2話は時間が足りなくて
駆け足で詰め込みすぎた感がなくもない(苦笑)
とりあえず、関ヶ原のシーンや伊達政宗の騎馬鉄砲隊を再現した描写が凄かった。
まぁ、本当にああだったのか?というツッコみはおいといてw
豊臣秀頼を聡明な賢君として描いたのも良い。
(↑豊臣嫌いのオイラですが、闇雲に蔑んだりしませんから!)
一番のハマり役と思えるのは、蟹江敬三の福島正則(笑)ナイス人選!!

☆龍馬伝(2010年)
これはもう演出の勝利でしょうねぇ。リアルな幕末がそこにありました。
話の流れも完璧、ちょっとだけ文句をつけるとしたら
龍馬と勝海舟が出会う場面と、芸奴の元(もと)が間諜だった設定だけかな?
会うや否や、勝にテストされるという話は面白いんだが
やっぱり定説通り、龍馬は勝を斬りに行ったんだけど
逆に諭されたという話にしておけば何の不満もなく見られたと思う…。
テストも、勝に諭された上でという事にすれば良い筈だし。
花街の芸奴が間諜だというのは―――絶対にあってはならない話。
それは花街の掟を破ることなんだけど、まぁあの筋書きじゃ仕方ないか(爆)
何はともあれ、どれもこれも良く出来た作品でした。
そしてここでも原田泰造の演技が冴えてました。あの「殺し屋」っぷりは最高!
狂気のバトルマシーンと化した近藤勇は原田泰造にしか出せない怪演でしょうな。
正直、お笑いやってる時の原田泰造ってどーでもいいんだけど
役者になると途端に良い味を出す。もともと俳優志望だったらしいし、
お笑い辞めちゃってもう役者一本にしちゃっていいんじゃないの? (^ ^;
高杉晋作の人物像も良かった。それまで、高杉と言うと「異常な暴走者」みたいな
過激志士の印象があったんだけど、龍馬伝では「緻密に事を進める賢者」として描き
これならば、長州の志士が従うのも納得!という感じだったので。
むしろ“逃げの小五郎”の方が頭に血が上ってるくらいだったけど(笑)

☆風林火山(2007年)
前年の「功名が辻」がアレだった上、実像に謎が多い山本勘助を取り上げるNHKが自ら
「今作は脚色に基づいて製作します」と宣伝していたので、正直期待せず
最初っから見る気がなかったんだけど、それは完全に杞憂でした。
確かに勘助の足跡を100%トレースするのは不可能なので
想像で穴埋めしている部分がありますが、描く情景はまさに戦国時代!
農民の生活・習俗、武士の気風、それに何と言っても城!(笑)
一昔前のドラマだと、中世の城でも場違いに立派な天守が建っていたりしたけど
それは全然ありえない訳で。ところがこの作品では、当時のものと見紛うくらい
きちんと時代考証された城砦が使われて、非常に芸が細かい。
もちろん、ストーリーも史実に基づいていて納得のものだし
何より素晴らしいのが、主人公が属する武田家の敵までもが
それぞれの主張や責務を全うしようとするライバルとして描かれている点。
天地人ではあまりにも酷い有様だったけど、風林火山では
上杉も今川も北条も、互いに覇を競う好敵手であって
決して一方的にどちらかが悪いなんて事はない。何と言うか、武士の生きざまとか
当時の大名の目指すものとか、そういうのがきちんと表現されていた“男のドラマ”で。
謙信が精神的に逝っちゃってる設定だし、信玄は歌舞伎の演技丸出しだったけど
むしろそういうのが全部良い方に作用してた作品だったねぇ!
日ごろは注目される事もない、甲信の中小豪族も多数登場してたし
個人的には永島敏行扮する村上義清の燃えるような妙演と、
日陰の名将・長野業政(なりまさ)がクローズアップされた点を推したい (^-^)

☆独眼竜政宗(1987年)
そして真打登場、これぞ大河ドラマの決定版!
渡辺謙演ずる政宗は最高ですな。というか、他に政宗を演じられる人物は居ない!!
江戸時代に入って以降は盛り上がりに欠ける感があったけど
(まぁ、これは史実がそうだったんだから仕方がない)
それまでの筋書きは波乱万丈、見事に伊達政宗という人物を描ききっている作品。
一番泣けるシーンは、やっぱり父・輝宗が最期を遂げる場面かなぁ。
あれは何度見ても、いや思い返すだけでこみ上げるものがあります。
その他、摺上原合戦の「押し出せーっ!!」という台詞、西郷輝彦や三浦友和の名演、
最上義光(よしあき)の威圧感、見事に再現した黒漆塗五枚胴具足、
何より政宗と言う人物の飽くなき野望・世界観、どれを取っても良い点ずくめ。
石橋蓮司の柳生宗矩(むねのり)が真剣白刃取りをする場面も衝撃的だった…。
やっぱり大河ドラマは重厚感がないとダメだね。



ってな感じで色々と勝手な意見を述べましたが、最後の話題は現状の最新作
2012年の「平清盛」について。

ズバリ申し上げて、良いです!
視聴率はかなり悪かったようですが、良いです!
キャストも脚本も演出も、もろもろ全部含めて良いです!
あれをダメだと貶すのは、歴史の裏を読めない人だけでしょう。

平安時代の話と言うと、誰もが間違いなく絵巻物のように華美な宮廷物語を想像し
やれ十二単だの、やれ寝殿造りだの、やれ優雅で煌びやかな世界だの
そういうのを安直に連想しますが、本作ではむしろそれをぶち壊す情景ばかり。
でも真面目に考えれば、平安末期の“末法の世”…公家の権勢が落ちぶれて
民衆は悪政や戦乱や疫病災害なんかに振り回されている世情、そこに
武士が武力で政治に介入していく時代なんだから、絵空事なんかない世界で当然。
作中で登場する公家達はみな揃ったようにお歯黒&“麿化粧”で不気味、
あんなの平安王朝じゃなーい!と怒る方々も居られたでしょうが、
現代人が勝手に想像する平安文化が都合よく美化され過ぎているだけの事で
実際に当時の生活習俗を見てみれば、ああいう感じだったんだと思うよ?
“平安美人”というのも、現代の美人とは全く違う基準だったようだし
王朝文化なんて、所詮は現代のセンスとはかけ離れたものじゃないのかなぁ。
不気味な公家どもに、荒廃した平安京…そこに跋扈する戦乱の影。
見事にドラマで再現しているじゃないですか!

そして清盛の人物像。一般的に「驕る平家」の悪印象が根強い中、
清盛(平家一門)が悪政と荒れた世情を打破するべく邁進する前半生は
それまでの悪役染みたイメージを一新し、すがすがしい痛快さで見事に転換。
視聴者に、上手く清盛への感情移入をさせた演出だったと思います。
後半生になると、いよいよ清盛が独裁者となって本当の悪役になっていくけれど
今度はそこに頼朝や義経といった源氏の若武者が“次代の英雄”として登場し
前半生の清盛に仮託された思いを引き継いでいく…いいじゃないですか!
この物語、初回冒頭は頼朝が平家を滅ぼし鎌倉幕府を樹立するシーンで
そこから遡って清盛の功罪を振り返っていく筋書きですが、
平家の隆盛〜凋落〜滅亡がまさしく頼朝の築き上げる鎌倉幕府に繋がるのだから
こんなに完璧な出来栄えはないと思います。それまでの公家の世から武家の世へ。
軽んじられていた武士達が、自らの尊厳を勝ち取るべく立ち上がる。
平清盛は理想を掲げ栄達を図り、その実現を目論むが
次第に理想は欺瞞に満ちた野心となってしまい、それを反面教師とした源頼朝が
改めて“真に武士の為になる世”を作り上げていく…実にいいじゃないですか!

1つだけ注文をつけたかった点は、清盛の嫡男・重盛に力強さが足りなかった事。
誠実で、道理を重んじ、真面目な人物だという事は存分に伝わりましたが
実際の重盛はそれだけではなく剛勇の将だった訳で。史書には、保元の乱で
源為朝(ためとも)の猛攻に押された清盛が撤退を図ろうとした時
父の制止を振り切って重盛が進み出て孤軍奮闘、反撃しようとしたとある程。
ドラマ中での重盛は、温厚な面だけが強調されて武勇には目立つ活躍がなかった…。
もし重盛が早世していなければ、清盛亡き後の平家が
こんなに早く滅亡する事もなかったと言われるほどなので、
もうちょっと、重盛の剛毅な所も描いて欲しかったなぁ。

ともあれ、こんなに良い作品なのに何で視聴率が悪かったんでしょう?
みんな見る目がないなぁ。確かに、戦国や幕末よりとっつき難い題材だけどさ。
画面が汚い?バカを言え、これこそ平安末期の世相そのもの。
だいたい、竜馬伝の時だって同じ作りだったじゃないか。見てねーのか?
リアルさを追求してるからこその演出だってのが判らないの??
視聴率が悪かったのは、初回放送早々からつまらないケチをつけた
某県知事のせいだと思います!清盛をネタに観光誘致するつもりだったくせに
自分で自分の首を絞めたようなもんだね、あれは (▼▼メ



さて2013年の題材は、幕末会津の女性戦士にして
明治維新後、同志社大学の創立者・新島襄の妻となった山本八重。
会津の戦いの話となれば、前半はそれなりに数字は取れると思うが
維新後の筋書きはどうなるのか…そこが成否の鍵になるでしょうな。
くれぐれも、後半で撃沈しない事を祈ります (^ ^;
(2012年12月 稿)




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