越中国 阿尾城

阿尾城大手口

所在地:富山県氷見市阿尾城ヶ崎

■■駐車場:  あり■■
■■御手洗:  あり■■

遺構保存度:★★■■■
公園整備度:★★■■■



富山県氷見市の阿尾にある阿尾城は、越中と能登の国境を守る城でござる。
城からは富山湾が一望でき、陸上・海上の交通を掌握できる要地である。
海に面した独立丘陵に築かれ、四方が切り立った断崖の要害であった。
築城の時期は不明だが、天正年間には菊池氏が居城していたとされる。
菊池氏ははじめ上杉氏に属し、その後織田信長配下の佐々成政(さっさなりまさ)に従った。
本能寺の変で信長が倒れると前田利家に通じて成政とは敵対する。
これによって菊池氏は1万石の所領を安堵された。その後慶長年間に廃城となった。


現存する遺構

堀・土塁・郭群
城域内は県指定史跡




日中城  金沢城