2014年5月 道志ドライブ
旅行期間:2014年5月11日(日)
主な滞在地
5月11日(日):道志みち・山中湖・花の都公園・朝霧高原・富士芝桜まつり
ゴールデンウイークも過ぎた、とある日曜の朝。
近所に住んでいる拙者の父親から、唐突に「ヒマだからドライブでも行かんか?」と誘われた。
へー!今までそんなお誘いなんか受けた事も無かったのに珍しい。
どうやら母親が所用で家を留守にするらしく、一人で手持ち無沙汰だったらしい。
親子2人でドライブなんか行った事も無かったけど(家族旅行なら子供の頃から何度も…)
せっかくのお誘いだし、こちらも特に予定は無かったので話に乗ってみた。
そして助手席にも乗ってみた(笑)
ここ数年は自分が運転する事ばかりなので、久々の助手席は新鮮だ (^ ^;
「で、どこ行くの?」と訊いてみると「道志
(どうし)
みちでも走ろうか」の答え。
道志…富士山ね。なるほど。我が家からお手軽ドライブには丁度良いルート。
そんな訳で「道志みち」つまり国道413号線へと向かったのであります。
※道志みち
山梨県の富士吉田市から神奈川県相模原市まで、概ね東西に走る
国道413号線の通称。ルートの大半が山梨県南都留郡道志村を通るので
この愛称で呼ばれている。山道のドライブルートにして、
東名高速と中央高速の間を通る迂回路としても重宝。
斯くして道志みちを西へと向かい、道の駅「どうし」で一休み…。
道の駅「どうし」
川沿いにある道の駅は、吊り橋を渡ったり、眼下の清流を眺めたり、綺麗な花を愛でたり…。
快晴の春、穏やかな陽気。水は清流。食事も美味し!(笑)
ちょっと早めの昼食を摂ったところで「この後は?」と尋ねたところ「特に決めてない」だそうで。
ふむ、富士山…5月…あ、もしかして芝桜まつりが開催中では?と思い、そこへ誘ってみる事に。
そんなこんなで、道志みちを更に西へ。そしてその先にあるのは
山中湖からの富士山!
この日は雲一つない大快晴!
青い空に青い湖、富士山さんも青々としています。
山の向こうに、ひとすじの飛行機雲…。
雪の積もり具合も“富士山黄金比”と言った具合だし、誠に美しい…。
それにしても、山中湖から見る富士山って
左に宝永火口が尖り、右に小御岳が出っ張っていて、ちょっと下膨れ?に見える(笑)
普通、富士山ってスマートで清楚な女性に例えられると思うんだけど
(祀っている神様も「木花開耶媛
(このはなさくやひめ)
」女性の神様ですよね)
この“下膨れ”具合だと、買い物袋を両手に抱えたオバサンのような(失礼)w
あぁ、いや、中世の膨らんだドレスを着た御姫様のよう、って言えば良いんだな(木花開耶「媛」ですから)
それは兎も角として、山中湖の北岸を通り抜けたので
花の都公園にも寄ってみる事にしました。
山中湖 花の都公園
季節的にはやっぱりチューリップがメインと言ったところでしょうか… (^_^)
富士山さんのボカし具合を変えて見たり、敢えて逆光で花弁を透かしてみたり…♪
花壇に整列した花も勿論綺麗なんですが
路傍の花だって、この季節は素晴らしい被写体です (^ー゚)b
富士山の白い冠と、タンポポの白い綿帽子を並べてみたりして…。
富士吉田の町を通過し、更に西へ。富士山の、我が家から見れば“向こう側”に回り込んで来ました。
鳴沢村からはショートカットして、国道139号線を離れ山梨県道71号線に入ります。
青木ヶ原樹海の真ん中を突っ切り、朝霧高原へ抜けていきます。
朝霧高原からの富士山!
一面、緑の草原の向こうに富士山さん。
山中湖とはまた違った美しさがありますね。
緑と青の対比が目に優しい (^-^)
そして西から見ると大沢崩れの谷が荒々しい。
よく見ると、結構オーバーハングしてる所もあるのね…。
この谷がどんどん侵食して、そのうち富士山が真っ二つに(おや?)
朝霧高原の桜
標高が高いせいか、朝霧高原では
5月ですけどまだ桜の花が残ってました。
何だか今日は花づくしのドライブだなぁ★
県道71号線から国道139号線へ合流すると、その先が芝桜まつりの会場。
個人的には5年前にも来た事があるけど、今年はどうかな〜?
富士芝桜まつり
細かい花を敷き詰めた絨毯 ――― 個人的には大輪の花よりこういう方が好きw
リアル富士山×芝桜富士山のコラボ♪
竜神池と富士山
竜神池って言う名前が何ともわざとらしい…いや、何でもないw
芝桜が敷き詰められた風景に水辺があると、これはこれで
富士山さんが引き立ちますね。山中湖とはまた違う美しさ。
桜草
木立の中にはひっそりと桜草も咲いてました。
(芝桜と桜草は別物、ね)
木漏れ日を当てて撮ったら、偶然にも陰影が際立つ風合いに。
と、まぁほぼ1日中富士山と花を眺めた日になりました。
後は帰るだけ〜 (^-^)
東富士五湖道路にて
帰路は東富士五湖道路を南下し、東名高速へ出ました。
富士吉田のICで本線に乗る所で、真正面に富士山が。
樹林の並びと富士の稜線が平行になるのが良き。
普段、運転席ではこんなじっくりと写真を撮れないので
助手席にいる特権で、大雪をかぶった富士山を撮影。
たまには「乗せて貰う」のも良いモンですね〜(笑)
◆◇◆ 花と山 これ以上なき 組み合わせ 親子の道に 添える彩り ◆◇◆
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