2013年10月 神戸 秋の散策

旅行期間:2013年10月14日(月)〜10月15日(火)

主な滞在地
10月14日(月):
10月15日(火):
神戸市内各所

神戸市内 北野町周辺地図 (C)Mapion


10月、体育の日に合わせて子供たちは「秋休み」。オイラが小学生の頃はそんなの無かったけど
イマドキの小学校はそういう日程が組まれていて、それならどこか行こうかと。で家族で相談したら
行先に決まったのは神戸。異人館とか港とか夜景で有名な、あの神戸。
「ごうど」とか「かんべ」じゃなくて、フツーに「こうべ」です。だから今回は城分ゼロですw

自宅を夜半に出発し、朝の神戸に到着するよう高速道路を西へ向かいます。
で、ほぼ予定通りに現地へ着きました。もうね、ここからは車を置いて街歩きですよ。
では、いざ神戸の町を散策開始です!
神戸のスタバw ←これスタバ。神戸は景観に合わせてスタバも異人館チック(笑)
パラスティン邸
パラスティン邸

こちらは本物の異人館、パラスティン邸。
ロシアの貿易商・パラスティンの邸宅だったそうで
今は喫茶店として営業しています。
まぁ、まだこの時間は開店前ですが(苦笑)
朝日が眩しい… (^ ^;
北野天満神社から見る風見鶏の館

北野天満神社に登って、拝殿から振り返って見る
風見鶏の館。純和風の建物と、洋風建築のコラボ。
どうでも良いのですが、普通は神社の舞台って神楽殿とか
舞殿とか言うと思うんですが、北野天満はこれが拝殿らしいですね。
拝殿は御賽銭を上げたり、拝んでお祓いを受ける場所だと思うんだけど…。
まぁ、本当にどうでも良い話ですが。そこまで神社に感心無いしwww
北野天満神社から見る風見鶏の館
国重文 風見鶏の館
国重文 風見鶏の館

そんな訳で風見鶏の館です。
屋根の上に目立つ風見鶏を掲げている洋館。
高くそびえるレンガの建物、目立ちます!
館内も上品でオシャレ…(うっとり)
風見鶏の館(館内)
風見鶏の館はドイツ人貿易商のゴッドフリート=トーマス宅。北野のシンボルのような建物で
今では国の重要文化財に指定されております。トンガリ屋根が如何にもヨーロッパ風♪

国重文 萌黄の館

国重文 萌黄の館 萌黄の館(館内) 萌黄の館(灯光)
これまた国の重文、萌黄の館。アメリカ総領事・ハンターシャープの邸宅だそうで。
総領事さまのお宅となると、やっぱり気品に溢れてます(よね?)
その名の通り、外装も内装も萌黄色。窓から差し込む光もまるで装飾品。
ランプシェードの模様が壁に映るのも、ちょっとした映像作品のようですな。

ラインの館
ラインの館

ロシア、ドイツ、アメリカと来てお次はフランス。
フランス生まれのドレウェル夫人が建てた家、その後には
ドイツ人のオバーラインが住んだそうで。そんな訳で、
壁面の下見板が1本の線を描いている事と、ドイツに所縁で
ライン川の風情から「ラインの館」の名で呼ばれているとか。
洋館長屋(仏蘭西館)と英国館
洋館長屋(仏蘭西館)と英国館

ラインの館から窓の外を見れば、仏蘭西館こと洋館長屋と
英国館、旧フデセック邸。瓦葺きの洋館と言う一風変わった
仏蘭西館にはフランス国旗が掲げられ、その隣に
煙突が突き出た英国館にも、ユニオンジャックの垂れ幕が。
その向こうには現代の神戸市街。新旧対比の1枚です。
北野通り

北野通り

北野通りにはオシャレな店が並びます。
窓から外を眺めるだけで楽しめるのが北野ですねぇ。
秋の陽光がうららかで、異国情緒満点!

北野通り


神戸市内 元町周辺地図 (C)Mapion


さて、異人館めぐりはこれくらいにして今度は元町近辺へ。
“現代の神戸”で一番華やかな、賑やかなあたりです。
旧神戸居留地十五番館
国重文 旧神戸居留地十五番館

現代の輝くビルを背景に、クラシックな洋館が街角を飾ります。
こちらは国の重要文化財、旧神戸居留地十五番館。元々はアメリカ領事館でした。
阪神・淡路大震災で全壊してしまったそうですが、ほぼ古材を使って再建され
現在も重文指定は解除されておりません。と言うか、震災後の再建では
改変されていた部分を旧態に戻したそうで、災い転じて福と為した感じですな。
青空の下、ガラス張りのビルと白壁の洋館が映えますね♪
神戸外国人居留地跡の碑

独特な形状をした「居留地跡の碑」
その向こうには元町商店街の
これまた独特な形状をしたアーケード。
元々はこの道が西国街道だったようですが
今は歩行者専用の楽しい商店街です。
神戸外国人居留地跡の碑

続いてやって来たのは神戸の中華街。
横浜の中華街なら何度となく行ってますが、神戸のはどんな感じかな〜?
中華街 長安門 中華な装飾 南京町広場
長安門はシックで恰好良い。人出も横浜と同じように賑やか。町の雰囲気もやっぱり似てますね。
でも、横浜に比べると小ぢんまりした感じ? (^ ^;
神戸びいどろ
←こんな土産物店も★



西安門は
横浜中華街と同じ雰囲気→
中華街 西安門

さて、元町と言えば大丸〜!(なのか?)
大丸神戸店 この建物も造形的に凝ってますよねぇ♪
大丸の時計塔
←大丸の時計塔!
  背景のガラスに反射した風景も良しw



軒下の通路は
まるでヴァチカンの教会か何かのようで…→
大丸軒下のカフェ

さて、ここから港の方へ向かいながら街ブラをしてみますが…
旧居留地38番館 商船三井ビルディング 商船三井ビルディング
神戸海岸ビル(旧三井物産神戸支店) チャータードビル(旧チャータード銀行神戸支店) チャータードビル(旧チャータード銀行神戸支店)
市内各所のレトロビルはエキゾチックな外観を持っていて、さすが“港町”と言った雰囲気!
人通りも車通りも激しい〜!(笑) 神戸メリケンビル

で、海沿いまでやって参りました。メリケンパークに入って行きます。
メリケンパークの噴水 午後の陽光に輝くメリケンパークの噴水
メリケンパーク
←メリケンパーク、
  その先には海保の巡視艇



神戸ポートタワー…逆光は勝利!→
逆光の神戸ポートタワー

神戸港震災メモリアルパーク

阪神・淡路大震災で被災した神戸港。波止場は崩れ、水没しました。
そうした震災遺構の一部分を残し、被害の大きさを示した場所です。
電灯が傾き、柵は倒れてますよねぇ。
改めて、大地のエネルギーが牙を剥くと恐ろしい事を実感。
神戸港震災メモリアルパーク

神戸海洋博物館
神戸海洋博物館

天に突き刺さるかのようなアーチ。
ポートタワーと並ぶと、壮観です。
この時、神戸ビエンナーレ(2013年)と言う
アートイベントが開催されておりまして…
神戸ビエンナーレ作品
←こんなアート作品が
  展示されておりました



博物館前に設置されていた「ヤマト1」→
高速実験船 ヤマト1
「ヤマト1」と言うのは、スクリューを使わず超電導を元にした電磁推進力で航行した実験船。
電磁推進の船が実現可能という事を実証した後、ここに展示されておりました。
神戸海洋博物館にはもう1隻、全没型水中翼船という高速実験船「疾風(はやて)」も展示されていて
ヤマト1と疾風
ヤマト1と疾風

船尾から見たヤマト1、その向こうに(小さく)疾風が。
こうして見ると、ヤマト1って松本零士デザインっぽい…あ、だからヤマトなのか?(違)
超電導に全没船って、猛烈に未来感抜群なシロモノでしたが、惜しい事に
両方とも2016年に再開発で解体撤去されてしまいました。残念! (><)
こちらは現役の船、神戸港の遊覧船が目の前を通って行きました… 神戸港の遊覧船

西日に色付くポートタワー
だんだん陽が傾いてきました。
西日に色付いたポートタワーに
今から登ります〜★
中突堤旅客ターミナル

中突堤旅客ターミナルでは客船の出港準備。
そして隣の岸壁には電飾された観覧車。
港の夜が、今から始まります。

モザイクモールと観覧車
空から神戸を見てみよう
←上空から眺めた神戸港の夜景



夜の化粧を纏ったポートタワー→
夜化粧したポートタワー

夕飯は観覧車のあったモザイクモールで。
家族でのんびりと食事を摂った後、宿へ向かうべく神戸の町を離れました。
今夜の宿は―――有名な六甲山ホテル! (^-^)v

神戸の夜景!

神戸の夜景!

六甲山から眺める神戸の夜景!
さすが100万ドルの素晴らしさ!!
良い夜を迎える事が出来ました〜★




次 頁 へ


本 丸 御 殿 へ 戻 る


城 絵 図 へ 戻 る