2012年8月 大井川撮り鉄紀行

旅行期間:2012年8月1日(水)

主な滞在地
8月1日(水):大井川鐡道沿線
大井川撮り鉄紀行行程地図 (C)Yahoo!Map


夏休み!どこか出かけよう!SLだ!と言う事で
春先には秩父鉄道のパレオエクスプレスに乗ったから、今回は大井川鐡道へ。
大人的には撮り鉄、子供には夏休みの自由研究の題材という感じです。
ちょうど大井川鐡道ではそういう子供の為に機関庫の一般開放を行っていて
手続きをすれば、整備場の様子を見学できるというタイミングでした。
新東名も開通したばかりでしたし、大井川へ行くなら島田金谷ICで一直線!
新金谷駅へひとっ飛び〜★ (^-^)

大井川鐡道 新金谷車両区
スハフ43 E10形電気機関車 E10 2
大井川鐡道は生きた鉄道の博物館!旧型客車の宝庫、そして機関車も年季入ってます!
E10 2 × C11 190 ED500形電気機関車 いぶき501
朝は車両の入れ替えが頻繁。機関車は右へ左へ行ったり来たり。作業員さんも忙しい。
機関車勢揃い 転車台上のC12
貫通扉が開いている機関車って「作業中!」って感じしますよねぇ。そして転車台上にはSL〜♪
蒸気圧上げてます
C11は罐に火を入れて蒸気圧を上げています。
シリンダー排気が風情を出してくれますねぇ。
これぞSLの美しさ!
転車台の支点 線路終端も C12 164
車両区の中、見学許可を頂いて撮っているので普通では撮れないアングルから!
C11は改装中 C56は出発準備中
この年、C11 227は「SLくん」というイベント列車に改装中。そしてポニーは出発準備中!
C10は分解整備 剥き出しの台車…
工場内では分解整備しているC10 8…って車体が黒板代わり?! そして剥き出しの台車… (^ ^;
男の仕事場… SLが所狭しと
煤と油にまみれる、男の仕事場…。ここは機関車が所狭しとひしめく特別な空間です。
窓越しの光景 SLの罐口内
SLの運転席からの眺めってこういう感じなんですな。そして給炭口を撮る!(何だそりゃw)
大井川鉄道3000系(2代目) 旧京阪3000系(初代) 大井川鉄道21000系 旧南海21000系
大井川鉄道16000系 旧近鉄16000系
電車も全国各地から集められた“懐かしの”精鋭揃い(笑)
京阪に南海、それに近鉄…関西系強し?!
この他にも色々と面白い展示品や車両がいっぱい!やっぱり大井川鐡道は“楽しい”路線だなぁ★

線路を離れて、駅前の新金谷駅SLセンターへとやって来れば…
4号蒸気機関車「いずも」

元々は大正時代に島根の一畑電鉄で使われていたSL。
流れ流れて大井川鐡道にやって来て、今はこのように
展示保存されております。「いずも」の愛称は
島根のご出身という事からだとかw

しかし大井川鐡道はSLだらけだなぁ(爆)
4号蒸気機関車「いずも」
大井川鐡道 新金谷駅
大井川鐡道 新金谷駅

新金谷駅の駅舎。
木造でカントリー風?な建物は
何とも可愛らしいと言うか、西部劇的と言うか…。
これまたSLに似合う雰囲気ですな。
ちなみに、現在では国の登録有形文化財になってます。

ここらで一旦、駅からは離れます。近くの大井川には木造の大きな橋が架けられていて、ちょとした観光名所。
蓬莱橋

蓬莱橋

見るからに古風な橋―――ですが、皆様御存知の通り
江戸時代、大井川は橋が架けられず“渡し”で通っていた場所。
なのでこの橋は明治になってからのものなんですが、それでも
十分に風格を湛えているものですね。ちなみに、世界一長い
木造歩道橋としてギネスブックに認定されているんだとか。
あまりの長さに、対岸が霞みます (^ ^;
蓬莱橋

さぁそれでは走っているSLを撮りに行きますぞ!

家山川橋梁にて
家山川橋梁にて
C56が往く 後ろには補機が
家山駅近くの橋梁にて、空を飛ぶように行くSLを撮影!この時はC56が旧客を牽引してましたが
編成の多い日だったので、後ろから補助機関車が押していく姿も捉えられました♪

ここまでぐずつき気味の天気だったんですけど(予報では降らない筈だったのに…)
この写真を撮った所で、急にお天気が回復してきて晴れ模様に。そしてすぐ目の前にある家山駅へ移動。

家山駅
C56 44
先程鉄橋を走って行ったC56の編成がまだ停車してました。
高原鉄道の小海線で活躍した形式なので、小型軽快な馬になぞらえて「ポニー」が愛称。
でも大井川鐡道では軽快と言うよりむしろ堂々たる風格?(笑)

13時近くになり、川根温泉の道の駅で昼食タイム。
そして更に北上し、塩郷駅までやって参りました。
ここは線路をまたぐ形で吊り橋が架かっている名所。
子供たちは駅で、オイラは橋の上から列車を狙います。
旧南海21000系
←こちらは塩郷駅ホームにて撮影。
  旧南海21000系、通称“ズームカー”です。



対するこちらは吊り橋の上から撮影→
旧近鉄の16000系。色合いが鮮やか♪
旧近鉄16000系

塩郷の吊り橋

こんな感じで大井川を対岸まで渡る吊り橋。
子供がやって来て揺れるのもお構いなしに
走って行く…なんていうのも、この橋では
割と普通にある感じ。困ったもんですけどね(笑)
ちなみに、先に記した蓬莱橋と共にこの吊り橋が
揃って某キャンプ漫画(大井川編)に
登場するのですが、別に狙った訳ではありません。
(だって連載よりこっちの方が数年前の話ですものw)
塩郷の吊り橋
で、その吊り橋の上で待っていたらお目当てのSLがやって来ました!
C11 190
ちょっと架線が邪魔だったけど(爆)
上からSLを見下ろす不思議感
上からSLを見下ろす不思議感
だんだん遠ざかって行きます
「お父さんに合成して貰った写真」じゃないからねー(謎)
C11に青い旧客という組み合わせもなかなか綺麗♪
この編成は客車4両だったので補機は無しで。

さて、川根温泉の道の駅へ再び戻って参りました。
この道の駅、大井川に面していてちょうど向かいに大井川鐡道の橋梁が望めます。
今度はここで戻って来るC56の編成を待ちかまえようと。で、その時刻…
大井川第一橋梁
大井川第一橋梁

こんな感じで、長い橋を通り過ぎていく列車を
じっくりと、真横から狙える構図になります。
橋を行く真っ黒いSLとこげ茶の旧客…これって
ほぼ銀河■道999という絵面ですよねぇ(笑)
C56の雄姿
橋の途中で罐を焚いて煙を噴いてくれました!
山の中へ入って行きます 補機も去っていく
補機が推す姿も味わい深し…。

とまぁ、こんな感じで「撮り鉄三昧」な一日を過ごしたのでありました (^-^)v


最後にちょっとばかり、大井川鐡道の旅を動画にまとめてみました!

某映画のBGMに添えて、機関車回しやSLの走行風景を。
あ、大井川と関係なしにSLだからこのBGMです。念のためw




◆◇◆ 罐(かま)の煙 雨に棚引く 大井川 汽笛一声 青空を呼ぶ ◆◇◆




本 丸 御 殿 へ 戻 る


城 絵 図 へ 戻 る